古舘伊知郎 いまさら俳優デビューの影に「深刻なゼニ事情」
レギュラー激減でやばい?
TBSの秋クールのドラマが軒並み好調である。その中でも特に話題を集めるのが、やはり『下町ロケット』だ。
「シリーズ第2弾の今回も主演の阿部寛をはじめ個性派、演技派揃い。そして新キャストも話題の人物ばかり。特に目を引くのが、誰もが驚いたという古舘伊知郎の主要キャスト起用です」(ドラマプロデューサー)
古舘伊知郎(63)、誰もが知るフリーアナウンサー・タレントである。12年間メインキャスターを務めた『報道ステーション』を降板してから早くも2年半。ここに来て、実質の俳優デビューとは予想の上をいっている。
「実は古舘の元には報ステ降板後、すぐに連ドラのオファーが数本あったといいます。何だかんだいっても超大物ですからね。話題性を狙ったキャスティングだったのですが、古舘サイドは断っていたそうです。理由は簡単です。30年近く昔にドラマ出演経験はあるもののほとんど素人。さすがにバラエティ番組司会ほどの高額ギャラは期待できないですからね」(芸能関係者)
このサイトでも今まで何度も“ドラマよりバラエティの方が楽に稼げる”とお伝えしている通り、拘束も多いドラマは古舘にとっては不必要な仕事だったのだろう。
ところが、ここ2年ほどで、この状況は大きく変わってしまったという。
「報ステ降板以降、何本かバラエティのレギュラー冠番組を持っていたが、とにかく視聴率が悪い。そしてギャラも高い。報ステ時代からの古舘アンチは世間が感じている以上に多いようです。若い世代のスタッフの受けも良くなく、ついに今年10月からのレギュラーはギャラの安いNHKの教養バラエティ1本となってしまいました」(バラエティ関係者)
報ステキャスター時代は年収10億円などといわれ、家族と住む都内の大豪邸以外にもテレ朝付近に家賃200万円はするタワマンを借りていたという古舘だが、ついに仕事を選んでいる場合ではないということか。
「今回の下町ロケットの出演は古舘サイドの起死回生の策だったのでしょう。しかし、意外や意外、古舘の演技の評判がかなり上々です。年齢の割には相当若々しく、とにかく頭が良いので、これから色々な役にも対応出来るでしょう。既に来年以降のドラマオファーが何本もあるようですね」(前出プロデューサー)
お金には一生困らないというこの男。ギャラが安くても、今後も重宝される“名俳優”として、活躍していきそうだ。(瀬戸ジーニアス)
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