楽曲提供に替え歌披露…関わるとロクなことがないゲス川谷
周囲をも巻き込むゲスさ
ゲスの極み乙女。(以下ゲス乙女)といえば、2015年には紅白歌合戦にも出場し、楽曲はコカ・コーラやトヨタといった大手メーカーのCMに起用されるなど、一大ブームを築き上げたバンド。
そのボーカルや作詞・作曲を務める川谷絵音は2016年1月、タレントのベッキーとの不倫騒動で“ゲス不倫”という流行語を生み出し、大バッシングを受けた。川谷のせいでバンドのイメージが悪化してしまったのだから、他のメンバーからしたら“迷惑の極み”だろう。
しかし、実はメンバー以外にも、川谷と関わった者が次々と不運な目に遭ってしまう、デスノートならぬ“ゲスノート”という現象が多々起こっているのである。
例えば、2016年の大晦日に解散した国民的アイドルグループ・SMAPだ。
MCやドラマ出演など、メンバー全員が多方面で活躍していたSMAPの解散は世間に大きな衝撃を与えたが、それさえもゲスノートの“呪い”によるものだったかもしれないのである。
2015年9月に発表され、結果的に彼らのラストシングルとなった『愛が止まるまでは』は、何を隠そう川谷が作詞・作曲を担当。28年間も第一線で活動し続けたグループが川谷提供の楽曲を最後に解散となれば、何らかの“力”を感じざるを得ないだろう。
また、呪いの影響は政界でも見られた。
2015年、当時の経済再生担当相を務めていた甘利明氏は、ゲス乙女のヒット曲である『私以外私じゃないの』の替え歌によって、マイナンバー制度をPR。なかなかの反響を呼んだが、甘利氏は翌年、建設業者からの収賄疑惑を週刊誌にスクープされている。
しかも甘利氏は、この事件が原因で睡眠障害を患っており、どうやら心身ともに呪われてしまったようだ。
そしてゲスノートは、川谷本人までも餌食にしている。
川谷はゲス不倫だけでは懲りず、2016年10月には、さらなるスキャンダルが発覚した。未成年だったファッションモデル・ほのかりんとの飲酒問題である。ゲス乙女は活動休止に追い込まれ、川谷個人も、ほのかりんのCM降板によって生じた約1000万円もの賠償金を肩代わりしたという。
それに最近の川谷は、巨額の収入に結びつくようなタイアップにも恵まれていない。川谷はindigo la Endという別のバンドでも活動しており、10月20日に公開予定の『ごっこ』という映画の主題歌を手がけたが、これは清水富美加の出家により昨年から公開延期となっていた、いわくつきの作品なのだ。
ゲス不倫が引き金となって別れた元妻との財産分与で、川谷の資産は半減したとの話もあり、今は仕事を選べないというのが実情なのだろう。恐らく、売れっ子バンドマンだった数年前とは生活が様変わりしているに違いない。
とはいえ、音楽の才能だけは多方面から認められていることも事実。せめて今後は、才能に溺れてゲスいことを企むのではなく、誠実に活動していってほしいものである。
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