関係者には不幸が訪れる「仮面ライダーの呪い」とは

関係者には不幸が訪れる「仮面ライダーの呪い」とは

事務所クビ、宗教ドハマり、殺傷事件…人生を狂わされた者多数

人気俳優の登竜門は地獄の門?

平成仮面ライダーシリーズが人気俳優の登竜門と呼ばれているのは、有名な話だろう。オダギリジョーや佐藤健、菅田将暉など、第一線で活躍するイケメン俳優を多く輩出しており、今や息子よりもママの方が熱心に仮面ライダーを見ている家庭も多いそうだ。
しかしその一方、仮面ライダーに出演した後、不祥事などで芸能界を引退したり、完全に干されてしまった俳優も多くいることをご存じだろうか。「仮面ライダーの呪い」などと呼ばれており、主役からチョイ役まで、仮面ライダーに関わって不幸な目に遭った俳優は数多い。
例えば、『仮面ライダーカブト』に出演していた山本裕典。彼は2017年3月に、無断でバーの経営をしていたとして事務所から解雇されている。もともと女癖が悪く、事務所も手を焼いていたとはいわれているが、突然のクビ宣告によって、山本は実質的な芸能界引退へと追い込まれてしまった。
また、『仮面ライダーカブト』で主演を務めていた水嶋ヒロも、「執筆活動に専念するため」と2010年に事務所を対処して以来、実質的な芸能界引退状態にある。その執筆活動の方はというと、処女作である『KAGEROU』はそれなりに話題になったものの、2作目は未だに発表されていない。
そして、俳優だけでなく女優にも、「仮面ライダーの呪い」がかけられた者は多い。
その代表格ともいえるのが、清水富美加だ。彼女は『仮面ライダーフォーゼ』でヒロインを務めたことで一躍有名となったのだが、2017年、突如芸能界引退を宣言。新興宗教「幸福の科学」に出家し、千眼美子(せんげんよしこ)という法名で宗教活動に専念していくと発表したのだった。
ちなみに彼女、現在では芸能活動に復帰しており、映画に出演したり、CDをリリースしたりと精力的に活動している。もっとも、その大半は幸福の科学絡みのものだが……。
ところで、2016年に起きた、アイドルがファンの男性に全身をめった刺しにされた事件を覚えているだろうか。この時の被害者である富田真由は、『仮面ライダーフォーゼ』にチョイ役で出演していたのだ。やはり消えない傷や後遺症、そして精神的なダメージがあるのだろう。事件から2年経った今でも、彼女が芸能活動に復帰するという話は聞こえてこない。
仮面ライダーによって大出世した俳優がいる一方で、俳優生命自体を絶たれてしまうものもいる。若手俳優の登竜門は、俳優人生を終わらせる地獄の門でもあるのかもしれない。

コメントをどうぞ 1 件のタレコミ

  • Anonymous says:

    仮面ライダーのせいにすんじゃねぇよ

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