放送当日は、もともと福岡でのコンサートが入っていたせいなのか、歌唱部分は事前収録で、トークのみ福岡の系列局から生中継するというもの。
しかし実は、当初の予定とはまるで違うという。
「番組でも説明していたが、本来、ASKAが福岡のコンサート終わりにかけつけ、フジテレビのスタジオから生出演する予定だったが、スケジュールの都合で中継になったとのこと。でも、これはフジテレビ側が『やっぱり生放送のスタジオで直接出すのは危険』と判断し直した結果」(同前)
呂律は2年前よりかなり改善していて、口パク疑惑が上がっていた歌唱部分も、年齢のわりには『さすがの元国民的歌手』という素晴らしさだったが、やはり懸念されたのはASKAの “頭の中身” 。
「重度の元薬物依存症患者にありがちな、摩訶不思議な話を繰り返していたASKAは、コロナ禍以降、それが更に深刻になってきた。コロナ消滅マシン開発や、反ワクチンに不認可薬品の推奨など、どこぞのカルト団体ばりに陰謀論に傾倒している感じ。今現在も常にブログ等で “トンデモ思想” を振りかざすASKAだけに、もしもの時は『回線のトラブルです』と、いきなり中継を切ってしまえば、最悪の放送事故は防げると番組サイドは考えたのでは」(ASKAを取材する芸能レポーター)
結局この日は、かつて何度か共演した松本や中居に、その当時のことで多少の毒を吐いた程度で、放送事故になることはなく無事に生トークを終えていた。
それぞれが自由に思想をいだき、主張できるのが民主国家である日本の良さだが……ASKAの本当の完全復活は、“頭の中身” もそれなりに正常に戻ってからになるのかもしれない。 (狩野 玖太)
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