「一般社会だって、大した実績もなく落ちぶれた先輩が、宴席の場で後輩相手に偉そうに説教を垂れて先に出て行ったら、その後は後輩たちが先輩の悪口で大盛り上がりするに決まっている。今回は煽り役の芸人も用意していたし、最初から地獄絵図になることはわかっていた」(同前)
特に、もともと性格的に問題がある先輩と後輩の組み合わせだった『グレープカンパニー』の永野と、お見送り芸人しんいち(37)のマッチメイクは、最悪の結果に。
「グレープカンパニーはサンドウィッチマンが大黒柱の事務所だが、実は永野が2人よりも先輩。さらに、R-1で優勝し『性格悪いキャラ』でブレイク中のしんいちは、サンドウィッチマンを師匠として崇めている。もともと事務所内でも関係が悪かった2人を番組で更に煽ったことで、2人は完全絶縁したのでは」(お笑い事務所マネージャー)
のちに事務所社長立ち合いのもと、しんいちが永野に土下座して謝り、事なきを得たという話もあるようだが、ここまで人間関係がこじれる企画を放送するのは『時代に逆行しすぎている』という声が、業界内でも多くなっているようだ。
「ただのドッキリならまだしも、しんいちが永野に言っている陰口は『すべて本音』だから、笑えないどころか問題になる。TBSは、ダウンタウン松本人志さん(58)におんぶにだっこになっている部分が多く、ヤラセ問題で打ち切られていた松本さんMCの『クレイジージャーニー』を10月から復活させることも告知済み。ある意味『水曜日~』が、いつ問題を起こし打ち切りになってもいいように予防線を張ったのかも」(同前)
もともと『水曜日~』の攻めすぎ企画の数々は、松本が容認している部分もあるという。
今後、更なる大炎上で本当に打ち切りになっても『松本さんが納得してくれた企画なら、それはそれでOK』ということなのかもしれない。 (狩野玖太)
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