世間に『半グレ』や『関東連合』などのワードを広めるきっかけとなったといわれる、あの西麻布暴行事件当時は、海老蔵の問題点も大いに指摘されて、連日猛バッシングを受けていたが。
「その後、麻央さんが亡くなってから “悲劇のシングルファザー路線” でうまい具合にキャラ変換に大成功。それがここに来て、また化けの皮が剥がれてきている。もともと海老蔵の素は、10代の頃から一切ぶれないほど、傍若無人の俺様キャラで “女も道具” くらいにしか思っていない外道気質」(海老蔵を知る歌舞伎関係者)
市川新之助時代の2003年時点で、NHK大河ドラマ『武蔵』の主演を張ったという輝かしい実績も手伝い、その俺様キャラは加速の一途。
「海老蔵を襲名してから民放ドラマに進出したが『こんな無茶苦茶な要求する俳優は見たこと無い』と各局のプロデューサーがさじを投げた。現代劇のオファーが最近一切無いのも『もう二度と仕事したくない』というスタッフばかりなので当然でしょう」(同前)
歌舞伎という伝統芸能のトップを張るという自負が、強烈な自己肯定感を生み、常に威圧的な態度として表れるのか……そんな海老蔵でさえも “正真正銘のヤバい奴” には、完全にお手上げなのが現実だ。(狩野玖太)
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