そもそも大型生放送で、太田を起用したらどうなるかは、バラエティ畑の者なら誰でも判っていたはずだが、残念ながら選挙特番は報道局が制作。
例年、選挙特番の視聴率が最下位争いだというTBSからしたら『太田を起用=炎上商法で話題に』という算式は持っていたはずだ。
しかし、甘利自民党幹事長への『ご愁傷様』発言や、二階前幹事長への『いつまで政治家続けるつもりですか』など、度を越した無礼の数々は想定外だったようだ。
「太田の質問内容は、もはやオフザケを通り越していて、何か言いようのない悪意さえ感じれらた。他のインタビューでも自分ばかり話して、脇を固めた局アナたちに生放送中にたしなめられていたほど。太田はフロアのカンペを完全無視で暴走していたので、周りに指示を出してどうにか太田をコントロールしたが、あとの祭りだった」(番組関係者)
放送中からネットは当然大炎上で、SNS等では太田への殺害予告もあったというほど。
各メディアもそれに続き、太田を糾弾し、太田も自身の番組で謝罪に追い込まれた。
「1週後のサンデージャポンでは、太田の謝罪コーナーが設けられ、生放送での公開処刑が行われた。共演者らも一斉に太田を批判し、スタジオ内もただならぬ雰囲気だった」(同前)
特に、普段は温厚なイメージのデーブ・スペクター(67)の太田への糾弾はかなりのもので、最後には『選挙特番は報道番組。太田さんがメイン司会は違うと思う(※抜粋要約)』とバッサリ。
「太田は方々でバッシングを受けて相当こたえていたようだが、自分のホーム番組でデーブや杉村太蔵からも袋叩きにあい、かなりショックだったよう。その後のラジオ生放送も歯切れが悪くメンタルが崩壊しかけている。相方の田中と違い、ここ何十年も働き詰めの太田だけに短期間でも休養する可能性は高いのでは」(前出記者)
酒も飲まず、プライベートでも誰とも交流せず、オフは自宅の一定の場所に籠るだけという、かなりの変わり者の太田。
妻である光代社長にも、物を言える立場ではないというが……どこかでちゃんとした “オーバーホール” が必要な時期なのかもしれない。
(狩野 玖太)
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