ナベプロに続いてホリプロも!
『重鎮社員セクハラ解雇』裏側
事務所役員がスクープになる時代
今年7月に、所属タレントへの同性セクハラ行為が発覚し、その後退職となった元ワタナベエンターテインメント常務取締役の件。
それも記憶に新しいなか、今度はそのナベプロをも上回る超大手芸能事務所ホリプロのヤリ手重鎮マネージャーが11月上旬に、後輩社員へのセクハラ&パワハラで諭旨解雇された。
「現在40代後半の重鎮マネージャーはさまぁ~ずのチーフマネージャーを長年務めて名をあげた人物。さまぁ~ずの番組にちょくちょく自らも出演していたので少し調べれば顔写真なんかも出てきますが、表面上はいたって普通のマネージャーという感じ」(別事務所マネージャー)
外面は悪くないというM氏だが、下の人物には強く当たり、また酒の席での醜聞は多かったという。
「ホリプロ系列の芸人事務所のマネージャーや芸人をこき使う様子を何度も見てきた。酒癖の悪さも有名で、実際に直属の新人マネージャーへのセクハラ行為は度が過ぎていた。しかし、そのような様子は絶対にさまぁ~ずさんなど上のタレントの前では見せないので、その辺りが何とも巧妙」(同前)
ホリプロは東証一部上場企業(※現在は上場廃止)でもあり、何千社とある芸能事務所のなかでも相当まともなプロダクションであるのは確か。
今回M氏の報じられた行為は、一昔前の芸能界なら『日常茶飯事』ともいえるレベルという声もあるが、今はコンプライアンスでがんじがらめの時代。
「今回は諭旨解雇ということですから、あくまで厳罰というほどではないのでは。ホリプロ社内向け文書には “長期に渡るセクハラとパワハラ行為があった” と記載されていたが、意外にパワハラ行為の方が問題になっていたという話も聞いた」(ホリプロに近い芸能関係者)
それにしても、こうまで裏方のトラブルが立て続けにニュースになってしまうのはどんな事情があるのか。
「ナベプロは文春オンラインのスクープで、今回は女性セブンのスクープ。芸能プロも大手になると社員は百人以上いますから、中には御用マスコミに内部事情をペラペラと漏らす不届き者もいる。今後もジャニーズや吉本・アミューズなんかの超大手プロの場合は、中途半端なタレントよりも力を持った社員や役員のスキャンダルの方がある意味ネタになりやすいという流れでは」(週刊誌記者)
芸能界で働く者には “裏も表も無い” のが現実なのかもしれない。(瀬戸ジーニアス)
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