渡哲也さん永遠に!そして『不仲説?』のあの2人の今後はどうなのか

カッコよかったよなぁ(公式HPより)

渡哲也さん永遠に!そして『不仲説?』のあの2人の今後はどうなのか

あくまで“付かず離れず”

まさに名優であり、『石原プロモーション』の代表取締役社長も務めた渡哲也さん(享年78)が、この世を去ってから早くも半月が経過。

本人の生前の意思を重んじて、壮大なお別れ会などが行われる予定もなく、その後の報道は、その大きすぎる存在の割には控えめとなっている。

「亡くなる前から、周囲には念押しする形で『大袈裟にしないように』と告げていた。そこには『あくまでうちのトップは石原裕次郎』という、堅い意思があったからでは。それがわかっているからこそ、弟分の舘ひろし(70)などは亡くなった当日も仕事をしていたくらい。ある意味、石原プロの絆なのでしょう」(スポーツ紙記者)

そして心配になるのは、まさに一時代を築いた石原プロの今後だが。

「渡さんが亡くなる半月ほど前に、すでに事務所の解散報道が出ていた。残される形となる次の2大看板は、それぞれ微妙に違うニュアンスを伝えていた」(同前)

2大看板とは、神田正輝(69)と前出の舘の両名。

年齢も芸歴もほぼ同じという2人だが、実は決定的に違うキャリアがある。

「石原プロの所属歴は神田が10年ほど先輩。しかし舘の方が『あぶない刑事』シリーズなど作品に恵まれたのもあり格上のイメージ。神田はどうしても『松田聖子の元旦那』のイメージが強い。そしてそれ以上に決定的な違いがあるという」(映画関係者)

裕次郎さんの直接のスカウトで石原プロ入りし、その後も石原夫妻の寵愛をうけた神田に対し、渡さんに師事し石原プロ入りした数年後に裕次郎さんが死去してしる舘。

「見方的には、裕次郎夫妻派の神田、渡一派の舘というのもたしかにあった。一部では神田と舘の不仲説も流れていたが、あくまでバックボーンが違うだけで昔から “付かず離れず” というだけでは」(同前)

石原プロ解散報道から渡さん死去の間に、公の場での発言をしたのは舘の方。

「神田さんは生放送番組の司会を務めているのに、それらの話題にはまったく触れていない。代わりに舘さんが『神田は今後、まきこ夫人を支えながら活動する』というニュアンスの発言をして、舘さん自身は『あくまで渡次第』としていた。実際は、神田さんは個人で活動し、舘さんは大手事務所と提携する方向。重鎮役として映画もドラマもオファーが絶えない舘さんの場合、マネジメントは大手にさばいてもらった方が楽でしょう」(芸能プロダクション関係者)

偉大すぎる先代2名が天国にいってしまった今、残された2人はそれぞれの意志をついで活動していく、ということなのだろう。

渡さん、そして石原プロモーションよ、永遠に……。( 瀬戸ジーニアス)

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