【大炎上】「ホモセクシャルは親から子に遺伝」と神父が主張
科学的根拠は「ない」
ホモセクシャルは親から子に遺伝する。それも、ア◯ルセックスによって――ギリシャ正教会の神父がこのような持論を展開し、LGBT団体の怒りを買っている。
複数の海外メディアによると、渦中の神父の名は「モルフォウのネオフィトス」。モルフォウは北キプロスの都市で、ギリシャ正教会はキリスト教の一派だ。長くなるので説明は省くが、キリスト教は基本的にどの教派も同性愛に対して否定的な立場をとっている。きっかけは、ネオフィトスが説教する様子をとらえた複数の動画だった。
「ホモセクシャルは、両親が妊娠期にアブノーマルセックスを行うことによって発生する。具体的には、ア○ルセックスだ」
「聖ポルフィリオ(ギリシャ正教の聖人)が私におっしゃったのだ。女が喜んでア◯ルを受け入れる時、そのような欲望が生まれ、赤子に受け継がれるのだと」
「男と寝ているような男は、独特の悪臭を放つ」
動画内では上記のような発言がなされ、ネット上で大いに拡散された。キプロスのLGBT団体はすぐさま非難声明を出し「それならレズビアンはどうやって創造されるのか」と皮肉った。
だが、こうした批判の声に対しネオフィトスは地元紙のインタビューで反論。
「私は教会や聖人の立場を代弁したに過ぎない」と一蹴したうえで「ミュージシャンの才能がそのまま子どもに受け継がれるケースもある。ならば父親の“ア◯ルセックス大好き因子”を持つ精子が、胎児に影響をおよぼす可能性だってあるはずだ」と新たな説をブチ上げた。なお、彼の主張を裏づける科学的根拠は「ない」とされている。検証しようもないが…
ネオフィトスのような神父もいる一方で、近年のキリスト教世界といえば聖職者による児童の性的暴行や、同性愛スキャンダルなどが次々と発覚している。特に、フランスの社会学者フレデリック・マルテル氏の著書『In the Closet of the Vatican』では、「教会で働く聖職者の8割はゲイ」「表向きは同性愛を嫌悪している聖職者ほどゲイの割合が高い」などと暴露され、衝撃を与えている。ネオフィトス本人のセクシャリティについては知る由もないが、キリスト教的価値観から見れば彼の方が「敬虔な信者」ということになるのだろうか。(ゼロ次郎)
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