【超速報】川崎20人殺傷事件
現場付近に謎の「バンクシー」出現【本物の可能性高い】
凶行から22日目突然あらわれた
5月28日に川崎市登戸で発生した殺傷事件の現場に、また異変が起きた。
「何気なく歩いている時に、あっ、と思いました。これバンクシーだ、って。いつも歩いている道なんですけど、昨日まではありませんでした。事件の現場から近いので、何か意味があるのかなと」(発見した30代女性)
描かれていたのは事件現場から歩いて数分の場所にある陸橋下の柱。「近隣では珍しいグラフィティスポット」(付近に住む10代DJ)で、横にJR南武線が走り、駅に向かう路地として通行人の数は多い場所だ。そこに突然「バンクシー」が出現したのである。
この絵をご存知の方も少なくないだろう。
『風船と少女』の名で知られるこの作品には、社会に向けてのメッセージが込められているとされる。05年にはイスラエル西海岸の分離壁、14年にはシリア難民危機3周年の時にもこの作品が確認されている。日本でも小池百合子東京都知事が「本物か」と大騒ぎして話題になったが、現役グラフィティーライターによれば、バンクシーの作品といわれるもののほとんどが眉唾ものらしい。
「海外ではステンシルという”型”が売ってますからね。バンクシーの少女のヤツだって、ステンシル使って誰かが描いたものが世界中にある」
だが、この現場写真を見た別のライターは、こう話している。
「バンクシーが描いた可能性は高い。あの殺傷事件は海外でも報道されていたし、『風船と少女』を選んだのには、被害者となった女児に対する追悼の意味が受け取れる。ちゃんと現物を見てみたい」
事件から22日目に突如出現した「謎のバンクシー」。本人が描いたのか、それとも別人が描いたのかは現在のところ不明だ。だが誰が描いたものであっても、陰惨な事件に対する強いメッセージであることは、間違いなさそうだ。
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