【暴言】丸山穂高議員
「ある業界の刺客が酒を飲ませた」説
周囲からは風船爆弾と呼ばれていた
北方領土での懇談会で「戦争しないとどうしようもなくないですか」と発言したことで日本中から批判を受けている丸山穂高衆院議員は、所属していた日本維新の会を除名処分となり、6月6日には衆議院での糾弾決議案が可決された。
本人は「適応障害のため、2カ月間の休養が必要」との診断書を提出し、聴取に応じていない状況だが、そもそもの発端は丸山議員の“酒癖の悪さ”だと言われる。
「誰があいつに酒を飲ましたか、そこが問題だよ。だって、あれに酒を飲ませちゃダメなのはみんな知ってただろ。酔うと通行人の女性に『姉ちゃん!』とか叫ぶようなやつだよ。以前は、すごく期待されていたけど、酒癖が悪すぎて“風船爆弾”って呼ばれてたんだ。いつ破裂してもおかしくなかったから」(丸山議員を初当選の頃から知る政界関係者)
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実際に丸山議員は15年、東京・蒲田駅周辺で酔って男性の手を噛むトラブルを起こし、自身も右耳の鼓膜が破れるなどのケガを負ったことで、「公職にいる間は断酒する。飲酒した場合は議員辞職する」とまで宣言していた。しかし、5月の北方領土滞在中に「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか。戦争しないとどうしようもなくないですか」などと発言、さらに周囲の制止を振りきって大声で騒ぎ、元島民らを怒らせただけでなく、ロシア側を刺激。国際問題にまで発展したことで、野党6党派は共同で議員辞職勧告決議案を提出。これに加わらなかった自民党と公明党も、けん責決議案を出した。
当人は「この国の言論の自由が危ぶまれる話」、「可決されようがされまいが任期を全うする」と反論したが、さらに北方領土滞在中に「女がいる店がある。女が買いたい」と買春を求めていた話や、ロシア人の少女に抱きついてキスを繰り返したセクハラなどが報じられ、議員としては“終わった”状態だ。
丸山議員は大阪府スケート連盟の役員を父に持ち、東大を出て経産省に入った元官僚。09年に退官後、松下政経塾に入塾し、12年の衆院選で日本維新の会公認で立候補し28歳での初当選、17年に3選を果たしている。
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