【怪死】韓国の闇
ナッツ姫の父「アメリカで暗殺説」が浮上
韓国メディアでは「自殺」との報道も
ナッツ姫の財閥一家がボロボロだ。14年にニューヨークから飛んだ大韓航空機内でCAのナッツの出し方に怒り、機体を引き返させた「ナッツ・リターン」事件を起こした“ナッツ姫”こと大韓航空元副社長チョ・ヒョンアは、外国人家政婦を違法に雇用した容疑で現在、母のイ・ミョンヒとともに法廷に立たされている。過去5年間、フィリピン人女性5人を大韓航空の研修生と偽って入国させ、家政婦として働かせていたという。その渦中で息を引き取ったのが父親で財閥、韓進グループのチョ・ヤンホ会長。こちらも横領や背信など汚職の罪で公判中で、3月下旬に取締役の座を降ろされたばかりだったが、4月7日、ロサンゼルスの病院で死亡が伝えられた。
出来すぎな転落劇である。だが同時にグループ系列会社の株価は一気に急騰。皮肉にもファミリーのトップがいなくなったことがイメージアップになりV字回復中なのである。これには韓国ネット上で「大ピンチのグループを救う会長の自殺では」という声も出ていたが、一部の有料メディアが伝えたのは、さらに驚く「暗殺説」だった。
「このままでは韓国政府がもたない。会長には決断を願いたい」
今年2月、ある政府筋がヤンホ会長に事態を収める自殺を要求したが、会長はそれを断るどころかグループのトップに返り咲く逆襲姿勢を見せていたという記事があった。このヤンホ会長には政府の反発が強く、その命を狙う工作員がいたため、身を守るためにロサンゼルスに隠れていたという話だ。
にわかには信じがたいストーリーであり、あくまで一部メディアが経てた仮説だが、韓国政府にとってヤンホ会長の存在が大きな頭痛のタネだったのは事実だ。その裏には政府が進める福祉政策の対抗勢力として名があがっていたのがヤンホ会長だったという。
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