【野田市児童虐待死】鬼畜父の狂った過去がエグすぎる

外ではマジメな顔を見せていた(フェイスブックより)

【野田市児童虐待死】
鬼畜父の「狂った過去」がエグすぎる

暴行を動画で撮影?

千葉県野田市で起こった小4女児(10)の虐待死事件から約1ヵ月。逮捕された父親の栗原勇一郎容疑者(41)の鬼畜性が徐々に明らかになってきた。
まずは事件を振り返ろう。
「女児が自宅で死亡したのは1月24日深夜のこと。冷水シャワーを長時間浴びせた傷害容疑で勇一郎容疑者と母親のなぎさ容疑者(32)が逮捕されました。その後、別の日の虐待の裏付けが取れたとして、野田署は傷害容疑で再逮捕しています」(社会部記者)
15〜17年夏、一家が沖縄県で暮らしていた頃から女児への虐待があったとされ、地元行政が支援に入っていた。17年9月、一家は野田市に転居。女児は学校のアンケートに虐待の事実を記したが、それが勇一郎容疑者の知ることとなり、虐待が加速していった。このことで行政にも批判の声が殺到したが、問題の本質はやはり父親の「凶行」だろう。
勇一郎容疑者について「サイコパスとも言えるほどの二面性を持っている」と語るのは、ある捜査関係者だ。
「沖縄の観光振興を図る財団法人に勤務した勇一郎容疑者は関連イベントのPR役として、コミュニティFMラジオの番組に18年8月、10月、11月の3回出演しています。言葉も巧みで、人当たりも良く、かなりコミュニケーション能力が高い」
だがその反面、一歩家庭に入ると阿修羅の顔に変貌するのだ。
「家庭内では豹変して、一家全員に暴力を振るっていました。さらに、暴行の相手を撮影し、観ることで性的興奮を覚えていたという話もあった。動画はスマートフォンで撮られたと見られ、女児が許しを請うような様子も残っていました」(同前)
なぜ、勇一郎容疑者はこのような二面性を身にまとうようになったのか。
「両親から同様の虐待を受けて育つなど、生い立ちに問題があるということが徐々に分かってきたのです。勇一郎容疑者は取り調べに対しても『しつけだった』と供述していますが、ある意味、本気でそう思っていた節があるのです」(同前)
千葉県警は3度目の逮捕で傷害致死、あるいは保護責任者遺棄致死での立件を狙っている。
「あるいは未必の故意による殺人容疑に問えるか、検察内で議論が行われています。ポイントは、溺死の特徴である肺から水が検出された点。相当量の水を長時間かけ続けた恐れがある」(別の捜査関係者)
全容解明が待たれる。(狩野玖太)

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