【衝撃】自分の靴下の匂いを嗅ぎ過ぎてまさかの肺感染症に陥った男
日課だった
中国南東部・漳州(しょうしゅう)市のとある病院に、1人の男性が担ぎこまれた。彼は肺に深刻なレベルの真菌感染症を患っており、その理由は「自分の靴下の臭いをかぎすぎた」からだという。英・メトロ紙など複数のメディアが伝えている。
地元紙の取材によれば、37歳のこの男性は仕事を終えて帰宅すると、服を着替える際に汗の染み込んだ靴下の臭いを嗅ぐのが「日課」だったという。その結果、靴下の内部で繁殖していた真菌を肺に吸い込んでしまうこととなり、このような事態を招いたとされる。
中国版ツイッター「微博(うぇいぼ)」ではこのニュースがたちまち拡散し、「やべえどうしよう、オレも毎日嗅いでるんだけど」「同じ靴下を明日もはけるかどうか、臭いを嗅がなきゃわからないのに」「これからは靴下を毎日かならず洗うことにする」などと“カミングアウト”が相次ぐ事態となった。
担当医師が語ったところによると、男性は仕事にくわえ育児ストレスを抱えており、免疫力が低下していたところにこの“悪癖”が重なって感染症を引き起こしたという。現在は快方に向かっているそうだが、具体的にどのような真菌が原因となったかは特定にいたっていない。なお、靴下の内部で繁殖する菌は、たいてい水虫が原因だといわれている。
クサいとわかっている臭いをついつい嗅いでしまう癖は、心理学的には「自らのアイデンティティを確認する動物的な習性」とも言われている。たとえば、他人の屁は許せなくても自分の屁は積極的に嗅いだり、クサければクサいほど満足するといった経験はないだろうか。
ないですかそうですか。しかし胸に手を当てて思い出してみてほしい。
また、今年の11月には「使用済み靴下をネット販売し、年間10万ユーロ(約1300万円)を稼ぐイギリス人女性」がニュースになっていた。あなたの周りにも探せば1人や2人「足フェチ」や「臭いフェチ」は見つかるだろう。もしかするとあなた自身がそうかもしれない。その嗜好は異常とは言い切れないが、不衛生な衣類の臭いを嗅げばどうなるか、それくらいの常識を忘れずに楽しんでほしい。(ゼロ次郎)
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