【極秘】ニューオータニ身売り検討
キーマンは安倍総理元ブレーンの「カルト宗教」か
老舗ホテルに巣喰う闇が……
高級ホテル御三家の一角、ホテルニューオータニ。
最近離婚した貴乃花と河野景子が披露宴を行ったことでも知られる老舗だが、運営会社のニューオータニ上層部が揺れている。18年暮れ、創業家の大谷家が身売りを検討。その売却をめぐり、関係の深い新興宗教『E』が暗躍し、反社関係者まで巻き込む内紛が起きていたというのである。
「『E』は新興宗教といっても、05年に亡くなった先代X氏が設立した会社法人です。経営コンサルタント業を標榜していますが、実態はカルト宗教に近い。例えば、大量の塩を撒いての“お清め”や、手をかざしてパワーを与える“心霊治療”など。X氏は『E』の会員企業から自分の関連企業への融資をさせ、一時は東京地検特捜部が詐欺事件で捜査に乗り出したこともありました」(経済ジャーナリスト)
かねてより 『E』は要人をターゲットにすることが多く、政界のフィクサーと目されたこともあった。経営者や政治家が傾倒し、企業経営や社会情勢に影響を及ぼしたこともあった。
「そんな『E』に心酔していたのが、ニューオータニの創業家一族でした。(ニューオータニの)社長が『E』の教えに熱心だった頃、ホテル館内には至る所に大きな盛り塩やお札があったと言われています」
現在、X氏の息子が代表を務める会社が、ニューオータニ創業家の資産管理会社のある品川区のビルに巣食っている。
「特に『E』と関係が深いのが、安倍晋三首相です。実は、X氏の後継者である息子さんはかつて安倍首相が心酔したと取り沙汰された天然水を販売していました。1度目の政権運営を担った安倍首相を背後で操り、当時の政権運営を左右した、ともいわれるほどです。具体的には(第1次安倍政権における)秘書官の人事に迷った首相が“お告げ”を求めたとも言われていますし」
そんな『E』だが、近年は方向転換を果たし、料理教室や料理合コンなどの事業を展開しているという。
「ニューオータニの債権者でもある『E』は、何がなんでもニューオータニに影響力を残したいのでしょう。カルト色は薄いようですが、警戒に越したことはありません」(会社関係者)
ニューオータニとカルト一族の動向が注目されているが、果たしてどうなることやら。(狩野玖太)
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