【闇深い】慶大生レイプ事件で見えてきた「セレブ一族の裏ビジネス」
土地の超有力者
「2016年ミスター慶応ファイナリスト」こと渡邊陽太容疑者(22)の一族が経営する「Tグループ」からきな臭い話が漏れてきた。にわかには信じがたいが、次の千葉県知事選挙の動向を左右しうるかもしれないというのだ。
来年で引退することが確実視されている森田健作千葉県知事(68)。かわって熊谷俊人千葉市長(40)が知事選に立候補すると目されている。 現在、熊谷市長は知事選に向け、支援者への挨拶回りを行っているが、もっとも太い票田が渡邊容疑者の一族が経営する「Tグループ」だというのだ。
「(同グループは)総資産100億円超、県内では有力な企業グループですよ。渡邊容疑者の祖父で創業者のX氏は闇紳士と繋がっていた大物と言われています。容疑者の父、容疑者本人もグループ会社の代表で典型的な一族経営です」(地元の建設関係者)
だが、地元では貧困ビジネスに手を染めていると非難轟々だ。
「NPO名義で現場に労働者を送り出すためのプレハブ小屋を各地で建設し、働かせています。入居者の大半は中高齢の男性。また、グループ会社では男性限定の有料老人ホームを経営しています。都内各所からホームレスや身寄りの無い高齢者をワゴン車で運び、千葉に住まわせ生活保護を受給させている、という話もまことしやかに語られている状況です。1人につき住宅扶助費、食費などで月9万円の保護費をとり、入居者は全施設合わせて2千人以上もいる、と」(同上)
また、「グループの関係者は浮浪者を『ニワトリ』と呼び、『ニワトリはほっといても卵(金)を産む』と語っている」という驚きの証言もある。
千葉市公式webサイトには、ほとんどの老人ホームが施設概要にあたる重要事項説明書を掲載しているが、本施設は非公開だ。現在はグループ本体のwebサイトにアクセスできず、ツイッターアカウントも消去されている。
「X氏は地元テレビ局のスポンサーでもあり、生活保護受給者と作業員合わせて万単位の票が見込めるため、今でも熊谷市長はX氏のパーティにはかならず参加しています」(地元有力者)
事件の飛び火で、巨大スキャンダルが暴かれるか。(狩野玖太)
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