【闇深い】体操界の女ドン・塚原千恵子「恐怖の暴力伝説」

体操界の女ドン・塚原千恵子

騒動はまだおさまりそうもない

【闇深い】体操界の女ドン・塚原千恵子「恐怖の暴力伝説」

選手がバタバタと倒れた

日本体操協会から無期限登録抹消処分を受けた速見佑斗コーチ(34)。
宮川沙江選手(18)に平手打ちを食らわた直後、宮川選手の小さな身体が吹っ飛ぶ映像は繰り返しワイドショーで流された。速見コーチの暴力を問題視し、体操界からの追い出しを図り、さらに宮川選手の引き抜きを画策したのが塚原千恵子強化本部長(71)だ。
「実は、彼女には速見コーチも真っ青の暴力指導の過去があるんです」
そう明かすのは、30年以上にわたり体操に携わってきた元コーチだ。
「彼女が現役コーチだった時代には平手打ちやキックで脳震盪を起こす選手が続出していましたよ。体育館には、パーン、パーンという音がこだまし、選手たちがバタバタバタと倒れていた。体重オーバーすると腹に前蹴り。平手は躊躇なく顔面にズドンと。避けたり逃げたりすると『なんで逃げる!』とさらに一発叩かれていました。でも、(選手の)親御さんがいるときや、他業種のスポーツ関係者がいるときには一切手を上げなかった」(体操クラブ関係者)
極めつけは、信田美帆氏(46)への仕打ちだ。
「1987年の世界選手権、彼女は跳馬の1回目で事故を起こしました。その後、休憩時間に『目を覚ませ!』と何発もビンタされていましたよ。脳震盪を起こしたにも関わらず……。それを目撃した他国代表関係者の間で『日本のチームはなんてクレイジーなんだ』と密かに話題になりました」(同前)
体操関係者は「あれは女帝というよりモンスターだ」と異口同音に話す。
「あれはカネと権力のモンスター。所属選手の親は盆暮れに、お布施を渡すのが習わし。オリンピックの選抜で有利になるよう、千恵子氏に現金を渡す風習になっているという話も冗談交じりで伝えられています」(同前)
今回の騒動後、元所属選手の元には暴力指導の証言を得ようと取材陣が殺到。だが、元選手たちは、いまだ千恵子氏の権力を恐れ、一切口を割らないという。
稀代のモンスターを生み出した体操界の闇は深い。(狩野玖太)

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