極悪ナンパ塾『リアルナンパアカデミー』塾長逮捕劇のウラ

会員が続々と退会しているという

「リアルナンパアカデミー」塾長逮捕劇のウラ

結束の薄い団体

既に３人の逮捕者を出しているナンパ塾RNA（リアル・ナンパ・アカデミー）の塾長・渡部泰介容疑者が準強制性交容疑で９月11日に逮捕された。警視庁新宿署が狙った本丸の逮捕で、約60人程いた塾のグループラインは、１日のうちに10人近くが退会したという。
「内部で囁かれているのは、３人目に逮捕された大滝真輝容疑者の司法取引。大滝が主犯として裁判されるのと、力関係で明確に格上のはずである塾長と一緒に行為に及んだのでは、立場が下である以上、指示に逆らうことできない。そういう論調で、『塾長の指示に従った』と供述したのでしょう」とは、RNAのメンバーと個人的に付き合いがあったという会社員・深瀬敏夫氏（33＝仮名＝以下同）。
「大滝は既に２度逮捕されているRNAの羽生容疑者ともっとも行動を共にしていた一人。逮捕される前に塾長に泣きついて、警察が来たらどう対応すべきか相談したり、寝られないからと心療内科で睡眠薬を処方されていた。先に逮捕された二人を見て、自分は『否認』すると豪語していた大滝は、一時は塾内でもっとも塾長の腹心と言われていた人物。その大滝が逮捕後すぐに罪を認めたのですから、これだけでもRNAがどれだけ結束の薄い団体か伺えます」（前出・深瀬氏）。
RNAと同じく歌舞伎町をメインに活動するソロナンパ師・なんでんかんでん氏（29）はさらに手厳しい。
「RNAの塾長は常々、同性の心を開けないヤツなんて異性の心なんて開けないといった発言をしていた。それなのに逮捕された塾生は逮捕後『全員、塾長の指示』と供述しています。つまり、ただ同性でなく、自分の教え子ですら尊敬されてなかったわけですよね。そんな人間のナンパ術など信用できない」とバッサリ。本記事の取材中も逮捕された塾長の賛否は関係者の中ではっきり明暗分かれた印象だ。
「塾長の渡部は高学歴を売りにしており、実際国立大の法学部卒です。逮捕した警察もプライドがありますから、徹底的に絞るはず。下手したら懲役10年コースです」（深瀬氏）。
ナンパで千人を斬ったと豪語していたナンパ塾塾長だが、無謀な手で得た快楽の代償はあまりに重い。