文科省汚職「裏口入学」で狙われる大物政治家の実名

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まだまだ事件は終わらない 文科省汚職「裏口入学」で狙われる あの大物政治家の実名

系列病院の「裏口リスト」

7月上旬、文部科学省の局長が東京医科大学に便宜を図る見返りに、自分の子どもを大学入試で合格させてもらったとして、受託収賄の疑いで佐野太容疑者が逮捕された。
「裏口入学といえば、寄附金などの名目で親がお金を積んで子どもを入学させてもらうことが当たり前に横行していた時代がありました。
東京医大の場合、08年に臼井正彦氏がトップに立ってから10年にわたり、不正が行われてきた。
その多くは、同大卒業生で構成される同窓会の推薦枠ですよ。
また、昨今では医学部受験は『地域枠』が多く見受けられ、それを利用した裏口入学を狙う親バカ政治家ばかりになりつつあります」 (大学関係者)
実は、現在、政治部記者の間で囁かれているのは、自民党衆院議員のH氏の子息に関する裏口入学なのだ。
H氏には3人の娘がいるが、東京医科大に『系列枠』の推薦で入学していると言われています。
東京医科大は系列病院を持っており、同大を卒業後はその系列病院で働くことも了承の上で採用しているのです。
H氏の子息は、10人ほどの推薦入学者の中に名前が掲載されていたことは事実だけど、明確な『裏口入学リスト』を見た者はいないはず。
ということは、臼井とH氏の密約で決まった可能性が高いんです」(大学関係者)
いわゆる東京医科大の「系列枠」は、しばしば問題になってきた。
「将来の医療センターの医師を確保するという名目で、臼井が発案したのですが、常に問題とされてきた。
二次試験の合算点を上から並べたときに地元出身者は優先的に取らなければいけないため、ボーダーラインより下の者も合格者として引き上げていた。
地元有力者の娘など、裏口入学リストに名前が記載されている者も多かった」(同前)
結果、ヤブ医者が増えなければいいけど。(浅野良仁)

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