【やばい】新型コロナウイルス「キャバと風俗で激増」の実態
テロまがいなことをする客も出現
政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議では、クラスター(集団感染)が発生する可能性として「ライブハウス、スポーツジム、屋形船、ビュッフェスタイルの会食、雀荘、スキーのゲストハウス、密閉された仮設テント」が、「屋内の閉鎖的な空間で、人と人とが至近距離で、一定時間以上交わる」危険な場所として特定された。そこにパチンコ店が挙げられなかった指摘があり、3月10日になってようやく菅義偉官房長官がパチンコ店について「警察庁の指導のもと適切な対応を」と述べた。
「ハンドルなど遊技機の不特定多数の人が触れる場所の消毒など感染防止措置を要請している」
しかし、いまだ言及されないのが風俗店だ。
集団感染ではないが、感染確率は100%に近い濃厚接触になることが想像に難くないソープランド、デリバリーヘルスなどの業種について、業界人がSNSでこんなことを書いてもいた。
「感染者がいたら(風俗)嬢が感染して二次、三次の被害が広がる。でも、言えば店が潰れるから嬢にも黙って相手させてる」
このSNSによると、ある風俗店の入る雑居ビルのエレベーターの監視カメラには、店を出る男性が手に唾をつけ、エレベーターのボタンを触ってるように見える映像があったとの話も聞かれた。まるで感染者がわざと拡散させようとしているテロ行為のようである。
東京・歌舞伎町では、ある調査チームが「風俗嬢ひとりに感染があった場合」を想定して、どのぐらいの広がりを見せるかをシミュレーション、感染発症までの2週間で、ひとりから50名以上の同僚や客に広がり、感染客の何割かはキャバクラや別の風俗店で遊ぶ可能性も高く、「放置すれば2カ月程度で歌舞伎町全体が立ち入り禁止のレベルになってもおかしくない」とした。
早々に感染が広がった和歌山県では、巷で「中華系風俗店が感染源」というウワサが広がっている。ネット上では、感染した医師が「市内の歓楽街にある中国人の店に頻繁に出入りしていた」と根拠不明の話が書かれているのだ。
風俗ライターによると「風俗嬢は衛生管理に気を配っている人が多いから、感染したら早めに判明するはずだけど、怖いのは風俗で働いていることが知られたくない人が、店で感染したとは言わないケース」という。
風俗店を介した感染例の報告がいまだないのはそのせいなのだとしたら恐ろしいが、すでに大分県などではキャバクラを介した感染事例が発生している。
アジア最大の歓楽街タイ・バンコクでは当局の指導で休業する店が出ているが、日本の歓楽街は大半が通常営業だ。(片岡亮/NEWSIDER)
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