地元住民大パニック!まさかのワニ人間現る
いつもの道に突如
イギリス南西部ウェールズの海岸に異形の物体が漂着し、地元住民をパニックに陥れている。
全長約1.5mの“それ”を最初に発見したベス・ジャネットさん(41)は当時の状況をこう振り返る。
「いつもどおり犬の散歩をしていたら、これに出くわしたの。最初は腐敗したクジラの死体だと思ったけれど…他の人はそう思わないみたい。例えば・・・そう、クロコダイルなんじゃないかって。正体にすごく興味があるわ」
撮影した写真をジャネットさんがフェイスブックにアップロードしたところ、その正体についてネット上で大きな議論を呼んだ。
問題の物体を注意深く観察してみると長い頭部や下顎、細長いシッポなどが確認でき、たしかにクロコダイルに見えなくもない。長いイギリスの歴史の中でも野生のクロコダイルが発見された例は皆無で、もし事実が確認されれば大ニュースである。
しかし、専門家はこの見方を否定する。スウォンジー大学の生物学博士ダン・フォアマン教授は、地元メディアの取材に対し「確かにクロコダイルのようにも見えますが、頭蓋骨の底部に特徴的な膨らみがあります。これは、クジラ目によく見られるものです」と述べた。
地元の海洋学者たちによると、死体の腐敗が激しいため種の特定はもはや困難だという。
また、死体の回収を担当した自然保護団体のマーク・ヒプキン氏は「この地域でクジラやイルカ、アザラシなんかが打ち上がるのはよくあること。たまにヒツジなんかも打ち上がるよ(笑)」と証言している。
このように専門家たちの間では結論がすでに出ているが、実はこのような「ワニ型の未確認生物」というのは世界各地で発見されている。地元メディアでも、アメリカのテキサス州でハリケーンの後に発見された「ワニ型物体」について触れられている。このテキサスの例も、けっきょく正体は不明のままだ。
また、イギリスのウェールズ地方といえば「UFO多発地点」としてオカルトマニアの間では有名な土地である。UFOがクジラやイルカを連れ去り、様々な実験・加工を行った後に遺棄していった…その可能性も、ゼロとは言い切れないのではないだろうか。
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