【闇シリーズ】ニッポン最後の怪人康芳夫の「暗黒老人日記」
第三回 麻原彰晃が来た その4
profile
康芳夫(こう・よしお)
1937年東京生まれ。《虚業家》を自称し、1970年代〜1980年代にかけて「謎の類人猿オリバーくん」「国際ネッシー探検隊」「モハメド・アリ招聘」等々奇想天外な企画を連発した《国際暗黒プロデューサー》。
『家畜人ヤプー』の全権代理人としても知られ、現在は80代を超えて俳優業に進出。映画『渇き。』『ディアスポリス』『干支天使チアラット』等で怪優として存在感を発揮している。
・公式ツイッター=@kyojinkouyoshio
・公式サイト=http://yapou.club
・有料メルマガ『全地球を睥睨(へいげい)するスフィンクス『康芳夫』メールマガジンそして「家畜人ヤプー」通信』
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「オウム」と「天才」
2018年9月×日。
昨今世間を賑わせている麻原の処刑の是非についてだが、個人的には処刑されるべきだと考えており、さらにいえばその執行は遅すぎたとすら感じている。
事件も完全に終わり、教祖たる麻原は言い訳に終始して、一切の責任を負わなかった。
このことは麻原が宗教的リーダーとして根本的に資質を欠いていることを証明し、麻原が《ゴミ同然の教祖》であったことを示しているだろう。
彼が死刑になったところで、よほどの後継者が出てこない限りオウムの残党たちに新たな展開はないだろう…
林郁夫は死刑になっていません。無期懲役です。