またまた「洗脳騒動」勃発 その時たけしは……
現場は「騒動なんてどこ吹く風」
現存する全芸能人のトップに君臨するビートたけし(72)の周辺がまたザワついている。
俳優活動もしていた元付き人で運転手の石塚康介氏(41)が、パワハラ被害でたけしの愛人G氏と現事務所T.Nゴンを訴えたのだ。
「石塚氏は、週刊新潮へ実名で告発。しかしその後すぐに事務所が各マスコミに事実無根と反論文を送った。その影響もあるのか、たけしサイドのネガティブ記事をだしているのは新潮と一部ネットニュースくらいのもの」(週刊誌記者)
各ワイドショーなども一切その件には触れておらず、世間にも昨年の「オフィス北野お家騒動」の時ほど浸透していないようだ。
「11月後半からはどの局も沢尻エリカ一色。そして各テレビ局に強大な影響力をもつたけしですから、今回のたけしサイドを一方的に悪者にする記事内容には慎重に対処しているというのが現状」(情報番組プロデューサー)
複数の芸能関係者にこの件を聴き取りしたところ、石塚氏の告発内容自体は信憑性が高いとみているようだが、実際にこの告発記事の影響は業界的にどうなのだろうか。一部ネットニュースによれば、たけしの今後の起用に二の足を踏んでいるテレビ局もあるというが……。
告発記事公開後の11月某日、たけしの代表的なレギュラー番組の収録が行われていた某テレビ局。
その番組スタッフに話をきいてみた。
「たしかに1年前に比べると、たけしさん側のスタッフは入れ替わっている印象。しかしそれは現場のお付きマネージャーや、スタイリストやメイク位なもの。でもたけしさんクラスになるとスタイリストやメイクも専属で何人もいるので、そのうちの数人がたまたま外れただけなのかも。レギュラー番組の収録の現場は、特に何も変わっていない」
出番になると、楽屋からスタジオまでの100メートルほどの道なりを大勢のプロデューサーや演出陣に脇を固められ移動するたけし。
「愛人騒動再燃もどこ吹く風。その集団の後ろを関係幹部やゾマホン(元たけし軍団の外国人)が追走しスタジオ入り。すぐに挨拶に来た、レギュラー出演者の東国原英夫(62)らと談笑していた。少なくともこのテレビ局の空間には、たけし排除の空気なんて微塵も感じられない」(同前)
2本撮りの収録も無事に終了。
「たけしさんは日によって口数の多さが違う時もあるが、この日はいつものように1本目は盛んにトークするが、2本目は疲れてくるのか進行役に任せ気味という通常営業でした。6月の離婚報道の時の方がはるかに本人も周りもピリピリしていましたよ」(同前)
石塚氏が断腸の思いでした一大告発も、今のところ、どうやら無風でしかないようだが……引き続き周辺取材を続けていきたい。(瀬戸ジーニアス)
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