「日本式オーディション」に対するバッシングの嵐
それなら日本を切ればよかっただけのことだが、「引き入れた理由はソフトじゃなく、オーディション番組のビジネスモデルにあり、もともとタレント事務所に所属した女性をグループに入れ、収益を事務所、局と配分するＡＫＢ手法のビジネスモデルがあったから」だという。
それだけに告発した韓国のファンの中には、「バレバレな不正操作をあえて刑事事件にすることで、日本側も絡んだＩＺ＊ＯＮＥの裏側を表に引っ張り出そう」と深読みした者もいたという。
もっとも、これはあくまでスゥ氏の見解でしかないのだが、たしかに韓国語の掲示板を見ると、日本とのコラボを露骨に嫌がる人々が急増していたのはたしかだ。
「日本からの汚れた手法をそのまま持ち込んだわけだったが、韓国ではインチキは通用しなかった」
こんな発言もネット上にあったが、皮肉にもＮＧＴ４８の山口真帆問題で批判を受けたＡＫＳの松村匠取締役が７月、ＩＺ＊ＯＮＥ担当に異動したことも、日本のニュースに詳しい韓国ファンの怒りを逆なでし、「ＮＧＴでやっていた悪さを韓国でやるつもりか」との声も飛んでいた、とされる。
日本が誇るファンが後押しする投票ビジネスは人気凋落傾向にあり、ひとりで何票でも投票できる集金イベント「総選挙」も、度々ファンから不自然さが指摘されて続けてきたインチキ臭が増し、今年はついに開催を取りやめてしまったほどだ。
「不正が日本で暴かれないのは、韓国以上に芸能界が腐敗しているからでしょう。でも、そうなるとますます、日本から持ち込まれたビジネスモデルを韓国は浄化できた感が強まります」
いずれにせよ、今回の事態でここのところ人気が高まっていたオーディション番組に対する出来レース疑惑は世界的に広がっており、人気オーディション番組を多数持つ中国でも「政府が関わる中国の局で不正は不可能」と自国と比較して、日韓を見下す意見が多々見られる。
さらには「日本は不正を摘発できないが、韓国はやっただけまだマシ」」との声も聞かれる。事実、韓国では政治家が放送法を改正して視聴者が監視できる委員会設置案を出しており、それに比べて日本のアイドル界は「時代遅れで不正まみれ」との印象になっているのである。
韓国芸能界のスキャンダルで最もイメージダウンしているのは、実のところ日本のようだ。（藤堂香貴／ＮＥＷＳＩＤＥＲ）
なぜ全て日本のせいみたいにするんだろう。。
わたしはアイズワンが大好きです
それだけです