【裏】ＩＺ＊ＯＮＥ不正オーディション　韓国では「日本が悪い」の声

オトナに翻弄されてる（オフィシャルサイトより）

【裏】超人気グループ「ＩＺ＊ＯＮＥ」不正オーディション問題 韓国では「日本が悪い」の声

スキャンダルが出たのは日韓関係悪化のせい

「韓国の問題に見えて実は日本潰し」

ソウル在住の中国人記者スゥ・チャン氏のこの見解は、日韓アイドルグループ『ＩＺ＊ＯＮＥ』をめぐるオーディション番組での不正な投票操作についてだ。１１月１５日から公開予定だったドキュメンタリー映画も中止になったほど、韓国芸能界はこの話でもちきりだが、その背景に日韓問題があるとスゥ氏は指摘している。

この問題は、グループが結成に至った韓国の番組『プロデュース４８』のプロデューサー、アン・ジュニョン氏らが、視聴者投票の順位操作をしていたこと。アン氏は関係者から１億ウォンを超える“接待”を受け、以前から不正を続けていたことが分かっている。影響はＩＺ＊ＯＮＥ以外のグループにも波及しているが、これが暴かれたのは投票結果を不審に思ったファンがソウル地検に告発したことだった。

番組は音楽専門チャンネル『Ｍｎｅｔ』で１６年からスタート、シーズン２からはＡＫＢ４８グループを運営するＡＫＳが参加、シーズン３で生まれたのが秋元康もプロデュースに加わり、宮脇咲良らＡＫＢ４８のメンバーも所属したＩＺ＊ＯＮＥだった。

捜査はＭｎｅｔなど関係先の家宅捜査に及び、アン氏ら２名のプロデューサーが、詐欺と偽計業務妨害、背任罪などの容疑で逮捕された。

「発端は日本サイドのプロデュース」とスゥ氏。

「なにしろ日本がプロデュースに加わると、その部分が明らかにクオリティ低いんです。韓国側プロデュースでは、歌のうまいメンバー、ダンスの得意なメンバー、ルックスの良いメンバーそれぞれを適材適所に動かして女性ファンも増えたほど好評なのに、同じグループを日本プロデュースでやらせるとひどい有様。そこに追い打ちをかけたのが日韓問題だった。結果、投票で１８位だった韓国人メンバーが３位に急上昇し、トップクラスに人気を集めていた日本人メンバーが１５位に急落。こうしたことでファンが騒ぎ出した」