【沈静化】吉本お家騒動「加藤の乱」キナ臭い幕引き裏

なんだったんだ(公式プロフィールより)

【沈静化】吉本お家騒動「加藤の乱」キナ臭い幕引き裏

数年前から準備を重ねていた「状況証拠」

連日報道されて大騒動となっていた、闇営業問題から発展した吉本お家騒動。

「あとの興味は、雨上がり宮迫とロンブー亮の復帰がどうなるかだけ。吉本を批判するゲリラ会見は話題となったが、結局、吉本の強大な権力の前に屈する形となるのでは」(スポーツ紙吉本番記者)

その際、吉本に一番敵意むき出しだったのが、周知の通り極楽とんぼの加藤浩次(50)だった。自身のMC番組『スッキリ』でも批判を繰り返し、「会長が辞めないなら俺が吉本を辞める」と大見得を切ったものの、結局は「吉本とエージェント契約を結ぶ」という中途半端な幕引きとなっていたが、ここにきて大きな動きがあった。

「先日、加藤が極楽とんぼのネットのレギュラー番組内で、10月から、設立した個人事務所所属となり、吉本とはエージェント契約のもと仕事を受けることになったと公表。しかし、これには大きな疑問がある。そもそも何かと自身の動きに関してはスッキリで話すのが通例だが、影響の少ないネット番組で発表した辺りがどうにもキナ臭い」(同前)

そもそも、今回の発表には疑問点があったのだ。

「加藤の個人事務所の社名には『有限会社加藤タクシー』とある。しかし現在の会社法では有限会社は設立不可。つまりこの会社は以前からあった会社。実際に登記を調べるとすでに10数年前には設立されている会社であることが分かった」(週刊誌記者)

それにしてもなぜこんなふざけた名前なのだろうか。

「本人は直接は明言していないが、過去に『めちゃいけ』などにも出演していた、母の再婚相手であった義父の職業がタクシー運転手で、それに由来しているそう。義父の死後、休眠会社となっていたのを役員変更や定款変更などをして復活させたようだ」(同前)

そして、代表取締役には、現段階で加藤の妻をたてているというのもポイントだという。

「会社法で、社長の給料は決まった月額を1年間そのまま貰わないといけないので、今後の仕事量によっては税金面で損をすることもある。どうにでも対応出来るように自身は平取締役にしている。加藤さんは、かなり調べたうえで有能な会計士にも諸々相談していた。すべてにおいて一番有利で損しない形にしている」(芸能事務所も担当する会計士)

あの騒動から数か月間でここまでの準備をすることは、多忙な加藤のスケジュールでは難しいのではないか。

「奥さんも元タレントですし、他の大手事務所所属でしたから、色々と知恵があったのも事実でしょう。しかしこうなると加藤さんは相当前から吉本に不満をもちエージェント契約という名の独立を画策していた可能性が高い。宮迫さんや亮さんに加勢するふりをして、逆に自分にとっては『これは大きなチャンス』と考え、そこに便乗して吉本に反旗を翻した可能性が高いのでは」(同前)

結局、今回のお家騒動で唯一の勝ち組は、役者もこなす演技力で上手く立ち回った加藤浩次ただひとりなのか……つくづく侮れない男である。(瀬戸ジーニアス)

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