「SMAPの生みの親は私なんです」
――監督はハワイ事件(セスナからスカイセッ○スの撮影をしてFBIに逮捕され、懲役370年を求刑される)でも九死に一生を得てますね。
あの時はFBIに踏み込まれて、四方八方からピ○トルを突きつけられましたねえ。でも私はね、カメラもってると人間変わっちゃうんですよ。高所恐怖症なのに、ヘリコプターの上に乗ろうがセスナ乗ろうが関係ない。なんでも来いってなりますよ。今は半グレなんてのが流行ってますが、私どもが半グレのような状態でしたね。だって懲役上等なんですから。前科者の数は暴力団顔負けですよ。北大時代(※村西氏が会長として裏本をあつかっていた北大神田書店時代)なんか我が社の80人くらい捕まってるんだから。
――監督は事件を起こした人たちもどんどん作品に出演させてますね。
そう! 私はね、前科前歴問わないから、克美しげるとか清水健太郎とか佐川一政も撮ってるんです。
――パリ人肉事件(1981年、フランスの大学院に留学中だった佐川一政がオランダ人女性留学生を射殺し、遺体を食べた事件)の佐川一政さんのビデオも撮ったとか。
あれは佐川クンが「撮って欲しい」と、私のところに来たから撮ったんです。「わかった。でもね、あなた懺悔をしなきゃダメだよ。生肉食ってるシーンを皆様にご開帳しろ」と。それもね、新宿の駅の地下街のところでムシロを敷いて、「僕はここまで堕ちました、お許しください」というシーンを撮りました。でもインサートシーンを撮影しようとすると、佐川クンのちょうど陰茎の根元のところがピンポン球くらいに腫れ上がってたんです。犠牲になったオランダ人女性が、天から罰を与えたかと思うと怖くなって、そこで撮影中止。お蔵入りにしました。そしたら佐川クンがどっかの雑誌で「監督に弄ばれた」と言い出したんですね。こっちはちゃんとギャラもお渡ししたのに。苦い経験ではございますけどね。
――以前はジャニーズ事務所とも戦ってましたよね。
うちの女優がトシちゃん(田原俊彦)とヤっちゃったので、『ありがとう!トシちゃん』という作品を発売したら、メリー喜多川に呼び出されてやりあいました。その後糾弾しようと、『ジャニーズ探偵局』ってのを立ち上げてね。北公次さま(元フォーリーブスのリーダー)がジャニーに○られまくった話を、『光GENJIへ』って書籍に告白をしてもらいましたらベストセラーですよ。光GENJIの人気が急落してね、そのチャンスに出て来たのが飯島マネージャーが率いるSMAPですよ。だからSMAPの生みの親は私なんですよ。
――(笑)
いや君たち笑うけどね、私があのまま光GENJIを解散に追い込んでいなけりゃSMAPはデビューできてないよ。口座教えるから、飯島さんに儲かった分を送金してもらいたいよ。
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