【証言】「ゴゴスマ」批判殺到でも打ち切りにならない裏事情
出演者に押しつければ問題なし?
TBS系列で平日13時55分から放送しているワイドショーの『ゴゴスマ』が、ここのところ問題が勃発中だ。
8月27日の放送では中部大学教授の武田邦彦氏(76)が、「日本男子も韓国女性が入ってきたら暴行しないといかん」と発言し、周りの出演者からも「それは言い過ぎ」と制止されるも大炎上。
その2日後の放送では、東国原英夫氏(61)が東海大学教授の金慶珠氏(52)に対し「黙ってろお前は! 黙っとけ。この野郎、しゃべりすぎだよ、お前は」とブチ切れしスタジオが騒然となった。
「ともに日韓問題のブロックで事件が起きている。この短期間でこうまでトラブルが起きる番組も珍しい」(情報番組プロデューサー)
この問題を受けて、30日の放送ではメインMCの石井亮次アナウンサー(42)が番組冒頭で謝罪。
「神妙な面持ちで、当番組ではヘイトスピーチを容認しないと謝罪していた。間違いなく武田氏の発言を指してのもの。番組的には武田氏の発言はアウト、東国原氏の発言はセーフと判断したようだ」(同前)
その証拠に武田氏は翌週の放送には出演しなかったが、東国原氏は普通に出演していた。
「東国原氏は確かに言い方は悪かったが、金氏にも問題があったのは事実。どの番組でも『でしゃばりすぎ』と言われる金氏にガツンといったことを評価する意見もあった」(ゴゴスマにも出演する文化人)
ゴゴスマは過去にも大小色々と問題が勃発しており、今回の武田氏発言で“遂に打ち切り”という声もあがりはじめていたという。
「制作サイドは炎上はある意味計算ずく。問題が起こったらそのコメンテーターに責任を押し付けてクビにすれば良いだけ。そんな雰囲気すら漂っているようにも思えます。“打ち切り”なんてどこ吹く風という感じ」(同前)
こんな話もある。
「もともとTBSでは15年3月まではドラマ再放送などの枠だったが、その年の4月から日本テレビのミヤネ屋の対抗するように、CBCのネットを開始した。しかし度重なる問題を考慮し、TBS局内では『もっと大きいトラブルが起こる前に毎日放送の「ちちんぷいぷいに」差し替えた方が良いのでは』という意見も出ている」(TBS関係者)
ワイドショーや情報番組も、「報道」というエッセンスを大事にすべき。良識ある番組づくりを心掛けて欲しいものだ。(瀬戸ジーニアス)
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