【まだやるか】ピコ太郎 新曲配信も「病んでる」の声あがる
ついに教祖になった?
かつては世界をまたにかける大活躍をしていたが、今や一発屋アーティストとなった感もあるピコ太郎。しかし、かつての一発屋とはある面でまったく違うという。
「知っての通り、ピコ太郎はあくまで音楽芸人の古坂大魔王(46)の演じているキャラ。しかしそれで2016年からの2年ほどで古坂個人の収入は5億以上はあった。実際にワールドワイドな人気を得ていたので日本でしか活躍していないアーティストとは収益が桁違い」(エイベックスに近い関係者)
ピコ太郎本人もつねづね発言している通りまさに“ジャスティンビーバーさまさま”な人生を送っているようで、もう一生生活に困ることはないだろう。
そんなピコ太郎が、今年6月から久しぶりに表立った活動を再開していた。
「あの世界的超ヒットのPPAP以降、何曲かリリースしたもののほとんど話題にならなかったが、今年6月から10週連続で完全な新曲をYouTubeで配信すると発表した。その10曲目の大トリを飾る曲が8月14日に配信され、現在もその内容をめぐり各方面で賛否両論をまきおこしている」(同前)
ピコ太郎としては久々に話題になっているその曲とは『Everyone must die』。直訳すると“誰もが死ななければならない”という意味である。
「たしかに人の死をフューチャーした内容。当然YouTubeですから、PVのように映像も趣向を凝らしているが、ピコ太郎が宗教団体の教祖というかなんともいえない雰囲気。別の意味では天使にも見えるかもしれないが、ものすごく意味深な内容」(音楽ライター)
YouTubeにはコメント欄があるが、2500以上ものコメントのほとんどが外国人のもので、その内容が物凄い。
『これがあのPPAPと同じ人間が作った曲なのか』
『死ぬという言葉を軽々しく使うな』
『病んでるとしか思えない』
というような内容の英文コメントが殺到しているのだ。
「そう思うのも無理はないかもしれません。たしかにPPAPとはタッチもテーマも全然違う。そして何よりPPAPでピコ太郎を知った全世界のファンは古坂大魔王のことまでは知らない人がほとんど。本来の彼のルーツであるブラックユーモア的な部分までは理解していないですからね」(同前)
日本人のコメントは、YouTube以外のSNSでも好評のものが多いという。実際に、音楽的技法としてはさすがとしかいえない出来で、業界からも天才と評される古坂の面目躍如というほどの傑作だという。
「10週連続の10本をすべて通してみると、古坂の真のテーマが判る。最近子供が生まれて人生観が変わったとも発言していたが『人は生まれそしていつか必ず死んでいく』という当たり前のことにシンプルに向き合った作品なのでは」(FM局プロデューサー)
ピコ太郎および古坂大魔王、“まだまだ生きている”を強く印象づけたのかもしれない。(瀬戸ジーニアス)
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