【舞台裏】のんが完全復活? 噂される”芸能界の圧力”は今…
テレビから完全に姿を消していたが
のん(能年玲奈、26)に復活の可能性が出てきた。彼女は元所属事務所と給料をめぐってトラブルに発展。画面から消えたままだ。
ジャニーズ事務所の芸能界における圧力が問題視されるなか、のんには元所属事務所からジャニーズのような圧力があると言われている。
「トラブルは2015年4月、一部週刊誌報道で発覚。実際にはその前年からモメていたという話もあり、もう5年近くになります。その間、まったくテレビに登場することはなく、のんは『私の20代は干されて終わる』と親しい関係者に嘆いたほどです」(芸能プロ関係者)
のんは2013年、連続テレビ小説『あまちゃん』に主演し、平均視聴率20%を超す大ヒットを記録。岩手県三陸海岸沿いにある架空の町・北三陸市を舞台にアイドルを目指し奮闘する姿が、東日本大震災の被災者たち勇気を与え、「国民的アイドル」と呼ばれる存在となった。
「のん側についた一部週刊誌は『給料5万円』『パンツも買えない』とのんの経済苦を報じたのです。週刊誌は、情報源はのんだと開示。しかし事務所側は5万円の時期はあったものの、13年に給料20万円にアップ。その年のボーナスも200万円。14年はボーナス800万円と主張していると言われています。元事務所は名誉棄損だとして、のんではなく、のんの代理的な週刊誌を訴えている複雑な状況です」(前出・芸能プロ関係者)
今年4月、東京地裁で一審判決があり、週刊誌側が敗訴。合計660万円の支払いを命じられ、週刊誌側は即日控訴。現在も係争中だ。
「のんには“生ゴミ先生”という女性振付師がついていて、独立をそそのかしたという話もあります。実際に振付師は、のんの現在の事務所の役員に名を連ねています。振付師はもともと元所属事務所への出入りの人間だったので、引き抜いたという見方もできる。だから事務所側も怒って圧力をかけたのでは……。14年以降、関東圏のテレビから完全に姿を消したわけです」(女性誌記者)
その後、のんは仕事の場を地方に求め、岩手県の銀行のCMに出演するなどローカルアイドルとして活動。このまま浮上なしかと思いきや、再び意外な事態が起きる。
「去る7月、味噌を中心とした大手食品メーカーが全国放送の甘酒のCMにのんを起用。それも3パターンの映像を一挙に作る力の入れようなんです。もしかすると事務所側の圧力が消えた可能性もあります」(前出・女性誌記者)
不思議なことに8月3日、のんが主演声優を務めたアニメ映画『この世界の片隅に』がNHKで地上波初公開もされた。
「映画は16年11月に公開され、いまでも上映されている大ヒット&ラングラン映画。でも、どのテレビ局も放送することがなく、今回NHKがはじめて放送。ブラック企業・ジャニーズの圧力が問題になっている折、事務所側もイメージの悪化を考え、のんから手を引いたことも考えられます」(芸能関係者)
そろそろ和解の時期ではないか。(フルキカズヤ)
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