闇営業問題で 『謹慎ボランティア芸人』 まさかの大ブレイクか
吉本芸人へのアンチテーゼ
7月13日、やっと重い腰をあげた吉本興業が、ある発表を行った。
「騒動発覚から1ヶ月以上経ってやっと、反社会組織闇営業芸人全員のギャラの金額を公開。各マスコミにも一斉FAXが届いたが、吉本のホームページを見るとトップページの表示よりも先に、この知らせが全面に出るというなかなかの衝撃。しかしながらすべてにおいて対応が遅すぎた」(在京お笑い事務所役員)
今回の騒動は、吉本芸人がほぼほぼ全員だが、ワタナベエンターテインメントの中堅お笑いコンビ・ザブングルも闇営業に参加していたのは、周知のとおり。
しかしその対応の仕方が、事務所によりまったく違うという。
「もともとフライデーの一報の写真にもザブングル2人は写っていたが、取材先のリストには吉本所属芸人の名前しかなかったようで、ザブングルの名前は報じられなかった。それでもワタナベは罪を認め、吉本より13日も先に受け取ったギャラの詳細や今後の方針、謹慎中の活動についていち早くマスコミに公表。関東の老舗大手事務所にもかかわらず、フットワークの軽さと風通しの良さを感じた」(同前)
そして、詳細をなかなか出さずに逃げ切り体制だった吉本側にも「対応がずさんすぎ」「ワタナベを見習え」と批判が殺到。
しぶしぶワタナベの後追いをした。
「もちろんタレントとしての格が全然違うのは認めるが、ザブングルは2人で15万に対し、宮迫は1人で100万円。通常、宮迫が正規ルートで芸能イベントに出演したら吉本は最低200万は貰う。取り分を考えると業界的には妥当な金額。しかし世間には『あまりに高額ギャラ』と相当な反感を買ってしまった」(広告代理店プロデューサー)
いまや芸能界やテレビ界も完全に“卑怯な吉本に対し実直のワタナベ”という風潮になった。
現在すでに熊本県の介護施設でボランティアに汗を流しているザブングルの2人にも好感の声が向けられているという。
「事務所は違うのに入江に声をかけられた段階である意味の被害者。最近は売れてなかったという声もあるが、特に“くやしいです”でお馴染みの加藤歩(44)は、さんまさんの番組などで“魔王キャラ”で再ブレイク寸前だった。そして三軒茶屋の7千万の一軒家を35年ローンで購入したことを公言し、街ぶら系バラエティが三茶でロケを行うとバッタリと偶然に出演することも多かった。吉本芸人へのアンチテーゼとして9月の復帰後、さまざまなオファーが殺到すると読む関係者は多い」(民放局ディレクター)
ザブングル、まさかまさかの大逆境からの大ブレイクなるか。
そうなれば、妻子持ちで大変な加藤も、滞りなく高額ローンの支払いを継続出来そうだ。(瀬戸ジーニアス)
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