山田邦子VS太田プロ
プチ炎上は「仕組まれた番宣」か
騒動で舞台は盛況
新しい仕事も舞い込んだ
すっかり「あの人は今」状態となっていた大御所お笑いタレント・山田邦子(58)の周囲が、かなり久しぶりに騒々しくなっている。長年所属した大手芸能事務所・太田プロダクションからの独立騒動が持ち上がったのだ。
「騒動は4月末に自身の芸歴40周年記念の舞台に太田プロのスタッフが誰も現場に来なかったとブログで発信したことからはじまりました。次に、近々事務所から独立するとなり、更に5月の別の記念舞台の際に囲み取材に応じ、事が大きくなった」(スポーツ紙記者)
太田プロと言えば、もともとは山田を超える超大御所ビートたけし(72)や、山田の後輩にあたる爆笑問題らが所属した関東の老舗お笑い系事務所。古株として山田の他に、片岡鶴太郎(64)も所属しているが、現在は超売れっ子MCの有吉弘行(45)を筆頭に、劇団ひとり(42)や土田晃之(46)、そして女性もこれまた超売れっ子の元AKBの指原莉乃(26)などが主戦力の関東屈指の上位プロダクション。確かにここ数年、山田の影が薄かった。
「しかし、いくら山田邦子が“お荷物タレント”だとしても、太田プロの屋台骨を支えた功労者であるのは事実。そんな山田の記念舞台に事務所スタッフが1人も来ないというのは現実的にはありえない話」(同前)
この独立騒動に着火剤として駆り出されたのが、前述の現太田プロの稼ぎ頭である有吉だ。
「有吉がこの件を自身のラジオで少し触れた。それを山田が上手く使って『有吉のせいで騒ぎが大きくなった。有吉も舞台を観に来い』とやった。その後、有吉が更に自身の番組で本来、大先輩である山田をかなりいじった。それによって各マスコミが更に取り上げた」(芸能関係者)
山田はその後、事務所社長とも話し合い円満に解決に向かっているとし、騒動が収束している。結果的に、山田にとっては久々にスポットが当たり、舞台の宣伝にもなった。
「囲み取材で、あの有吉を堂々と呼び捨てしたのは、さすが事務所の先輩で『大御所・山田邦子ここにあり』を印象づけた。その後、事務所には大型バラエティ特番の御意見番的ポジションでの出演依頼も舞い込んだそう」(芸能関係者)
結局、後輩有吉との『プロレス』によって炎上するも、全てが上手い方向に向かったこの件。山田の凄さとともに、どん底から這い上がった有吉の『元苦労人』ならではの、先輩へのリスペクトが垣間見えた瞬間であった。(瀬戸ジーニアス)
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