関係者が語った「中居レギュラー打ち切り事件」は
ジャニーズ退所の布石じゃない
記事はミスリード狙いか
デイリー新潮(週刊新潮のweb版)が1月16日に『中居正広のレギュラー番組が2つ同時に打ち切り、不可解な理由にテレビ業界は衝撃』というタイトルで中居の番組打ち切りを報じた。
大手検索サイトのトップニュースなどへも紐づけされているため、記事はあっという間に大拡散、いまだ数百万人いるという旧SMAPファンを中心に熱い論争がおこっている。しかし、そもそもこの記事には、不可解な部分があるようだ。
「真偽のほどは別として2つの番組が打ち切りになる情報と、ジャニーズのホームページの情報だけで記事を書いていますよね。恐らく中居くんの番組を観たこともない記者でしょうね。
なぜなら『中居正広の身になる図書館』は実質2年程前からレギュラー番組という位置づけではないですから。ジャニーズ事務所派の新潮が、中居くんがジャニーズに反旗を翻して追い出される、と世間をミスリードさせる狙いを感じる記事でした」(テレビ朝日関係者)
一体、どういうことなのか。
「たしかに番組の公式ホームページでも毎週月曜夜8時からとなっていますが……実際には何と昨年の放送はたったの14回ですよ。そんなレギュラー番組なんて業界的にはありえない。もともと特番扱いだったようです」(同前)
通常、テレビ番組にタレントが出演する際に、テレビ局と所属プロダクション間には契約書は存在しない。しかしレギュラー出演する番組の場合は、局にもよるが、期間や収録曜日、ギャランティーなどを明記した覚書程度の書類は存在する。
ここで気になるのは、この番組トップのゼネラルプロデューサーである。
「テレ朝局員のO氏。知る人ぞ知る、旧SMAPとは切っても切れない関係の重要人物。中居の番組以外にも、何十年も続いた草なぎや香取のレギュラー番組のプロデューサーもつとめ、バリバリの飯島派として知られています。おまけにこの番組の制作会社も同じスタンスで、退社3人のabemaTVの番組制作にも携わっています」(芸能関係者)
あの飯島女史とかなり近い関係にあるスタッフ達が作っている番組ということだ。
「当然、O氏は現在も飯島サイドとは連絡をとる関係にあり、中居が置かれた立場も充分に理解している。いつ中居がジャニーズを退社しても問題ないように、色々と縛りが多いレギュラー契約ではなく、単発ごとにスケジュールを調整する特番扱いにあえてしていた可能性が高い。だからといって中居が今年6月にあるジャニーズとの契約更新をしない、と考えるのは早計でしょうけど」(同前)
日テレの『ナカイの窓』が完全に打ち切るのか、番組リニューアルなのかは定かではないが……
ここ数年、月に1回程度の放送していたテレ朝の番組が終了したところで、中居を取り巻く環境にはあまり変化がない、というのが正解のようだ。(瀬戸ジーニアス)
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