【超速報】日本のドンナベツネに「死亡説」飛び交う
マスコミ大騒ぎ
最後の〝大物フィクサー〟の急死説がメディアの間を駆け巡ったのは、11月16日夜8時過ぎのことだった。
「ナベツネこと、読売新聞グループ本社の渡辺恒雄主筆(92)ですよ。なんでも、読売の大幹部全員に招集がかかったのは、同日昼過ぎのこと。目ざとい現場記者たちがただならぬ空気を察し、『いよいよかもしれない……』と触れ回ったことで、夜になって全社的に情報が駆け巡ったのです。いまだ詳しい病状は明らかではありませんが、東京医科歯科大学に運び込まれた主筆が緊急治療を受けたことは事実のようです」(読売関係者)
業界で広まった〝怪情報〟には尾ひれが付き、前述したように同日9時頃には「危篤状態だ」「単に倒れただけだ」「ようやく一命を取り留めた」という噂がそこかしこで溢れ始めた。
「夜10時頃、疑心暗鬼になった他社の記者たちが一斉に裏取りに走ったんですよ。読売幹部に電話を掛けまくり、読売広報担当の携帯は問い合わせの嵐でパンク状態。でも、否定も肯定もしないところを見ると、ふたたび『怪しい』ということになった。読売グループの報知新聞が『ナベツネ急死』の一面を飾るという情報も出回っていました」(テレビ局記者)
ナベツネと言えば、今年8月、幹部たちが肝を冷やした出来事があった。
前出の読売関係者が振り返る。
「8月16日、主筆は千鳥ヶ淵の自宅マンションで酒を飲み、激しく転倒。頚椎を骨折し、病院の集中治療室に運び込まれたのです。一時はもち直したものの、その2日後に容態が悪化。ふたたび集中治療室に入り、生死を彷徨ったそうです。92歳という超高齢ゆえ、頸椎骨折により痰を切る力が衰えると、結果的に誤嚥性肺炎のリスクが急増するといいます。夏以降は、一切油断ができない状態が続いていました」
新聞他社はその状況を鑑みて、訃報の予定稿の準備を始めたという。「最後の独裁者」「メディア界のドン」として歴代総理を怒鳴りつけた胆力の持つ主であるナベツネをして、寄る年波には勝てないのか。
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