芸能界お受験にイラッ! そんな簡単に桜が咲いてたまるか
芸能人は受験に落ちても失うものはない?
ホリエモンこと堀江貴文がAbemaTVで、売れない若手芸人やグラビアアイドル3人を、わずか半年間で東大に合格させるという企画に挑戦している。
中退したとはいえ、かつては自分自身が東大受験を制した過去を持つ堀江。的確な指導により、本当に彼らを合格へと導いてしまうような予感もするが、芸能人の受験企画は今まで何度も行われており、ことごとく不合格に終わっているのが現状だろう。
記憶に新しいところでは、ロンドンブーツ1号2号の田村淳だ。高卒だった彼は昨年秋から今年春にかけ、これまたAbemaTVで、青山学院への合格を100日で目指すという企画にトライした。
受験をナメているとしか言いようがないだろうに、彼はTwitterで「イラついた受験生が僕に当たり散らしてくるけれど…俺に当たり散らしても志望校には近づかないよ」と挑発。彼は毎朝8時から勉強しており、過去問では合格点を取れたこともあったらしい。
しかし、フタを開けてみれば全学部の入試で不合格。その直後、書類選考で合否が決まる慶應の通信教育課程への入学を果たしているが、仕事でテストが受けられないことも多いそうで、「僕の働き方にはなかなかフィットしていない」と愚痴をこぼす有様だ。
一方、田村に比べれば世間の応援ムードが漂っていたように思われるのが、オードリーの春日俊彰である。日大卒の彼は昨年6月から、やはりテレビ番組の企画で東大受験にチャレンジ。
東大の二次試験に進むには、センター試験でそれなりに高得点をマークしておかないと“足切り”されてしまうわけだが、春日が獲得したのは900点満点中448点だった。この年の足切りボーダーラインは582点だったため、惨敗といって差し支えないだろう。
ただ、国語に限っては200点満点中148点という成績を叩き出しており、これは104.68点という全体の平均点を大きく上回っている。ネット上では「センターで春日に負けたわ」と悔しがる受験生も現れ、割と有意義な企画だったといえるかもしれない。
また、昨年のAKB48選抜総選挙で“結婚宣言”という暴挙に出た元NMB48の須藤凜々花も、大学受験に取り組んでいる一人だ。
哲学者ニーチェの名言をタイトルに冠した著書『人生を危険にさらせ!』を刊行するなど、インテリキャラで売り出していた彼女は昨年、高卒認定試験に合格。哲学を専攻できる大学を志望するも、今年の受験では桜を咲かせることはできなかった。
彼女の受験は番組の企画でも何でもなかったし、まだ進学は諦めていないらしいが、SNSでは相変わらず、タレント活動に勤しむ様子が見て取れる。学費を稼ぐために仕事を続けるというのは理解できるにせよ、受験勉強との両立は果たして…?
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