あの浜ちゃんが叩きたくても叩けない? 浜田雅功的“苦手すぎる”芸能人たち
ツッコミは愛のムチ、「本当に好きな人しか叩きません」
共演を避けるという選択肢も
テレビを点けていてその顔を見ない日はない、お笑いコンビのダウンタウン。ツッコミ担当の浜田雅功は個人でも多くの番組を抱えており、レギュラー出演本数は、今年9月の時点で8本にも及ぶ。
芸能界で売れようと志す者なら、お笑い界の重鎮である浜田からキレ味鋭いツッコミを食らうのは、願ったり叶ったりの経験になるだろう。しかし、どういうわけか、浜田がツッコミを入れたがらない芸能人たちもいるようなのだ。
その筆頭だとささやかれているのが、大御所俳優の加山雄三である。これはダウンタウンがMCの某トーク番組で発覚した話なのだが、以前クイズ番組で加山と共演した際、いつもの調子で頭をどついてきた浜田に対し、加山は怪訝な表情を見せたらしい。
番組終了後、浜田は加山の楽屋へ謝罪に行くも、終始冷たい対応をされたという。それ以来、浜田は加山へのツッコミを躊躇しているそうで、よほどのトラウマになっているのだろう。
また、浜田はとんねるずの木梨憲武にも苦手意識を持っている模様だ。浜田と木梨は共演NGだというウワサを聞いたことがあるかもしれないが、そこには浜田の嫁である、小川菜摘の存在が起因している。
浜田と小川は、来年で結婚30周年を迎えるおしどり夫婦。愛妻家としても知られている浜田にとって、実をいうと木梨は、“妻の元カレ”という複雑な立ち位置に属しているのだった。
このエピソードが世間に明るみになって以降、ダウンタウンととんねるずの共演はほぼゼロに。2014年、2組が久しぶりに共演を果たした『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の最終回では、彼らのぎこちなさすぎる振る舞いが大きな話題を呼んだ。お互い、そこまで仲は悪くないと公言しているものの、禍根はいまだに残ったままなのかもしれない。
最後に紹介するのは、萩本欽一。前述した加山&木梨とは打って変わり、ポジティブな意味で浜田が“叩けない”大ベテランの一人だ。
ブレイク前でまだ無名だったダウンタウンを、自身が司会を務める番組に出演させて全国区へと導いたのは、何を隠そう萩本だったのである。その恩を、彼らが忘れているはずはないだろう。
吉本総合芸能学院(NSC)という養成所の1期生であり、これといって“師匠”と呼べる人物がいなかった浜田たち。その後の飛躍ぶりは、いわば浪速が生んだお笑いモンスターだが、さすがに萩本のことは“お笑い界の父親”とでも捉えているのか、ツッコミの手を出せないらしい…。
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