すでに失敗?
吉本坂46に「誰が見るの?」のきつーい声
坂道ファンも激怒
先日、吉本興業と秋元康(60)が組んだアイドルグループ『吉本坂46』の正式メンバーが発表された。
アイドルグループのメンバーといっても、吉本興業本体や関連事務所所属の全タレント約6000人が対象のオーディションから選ばれたため、主要メンバーのほとんどはお笑い芸人。同関連事務所所属のNMB48のメンバーは対象外となっていることから、最初から真剣なアイドルグループを作ろうとしていたわけではないのは明白だ。
「吉本は日本最大規模の芸能事務所ですが、売れているタレントは全体の1割にも満たないといわれています。しかし、興行会社でもあるので、所有の劇場や地方の会場などで様々なライブやイベントを行い、テレビに出られないタレントも稼がせるシステムを作っています。今回の吉本坂もその延長線上にあるってことですよね」(お笑い事務所マネージャー)
たしかに、メンバーのなかには、ココリコ遠藤やトレンディエンジェル斎藤などの売れっ子芸人もいるが、大半は無名の新人や、現在消えている一発屋芸人、テレビ出演の機会が少ないベテラン芸人などなど。異様なほどの雑多感だが、目指す先はまだよく分かっていない。
「ただ単にアイドル風のお笑いユニット作っても話題になりませんから、秋元さんが自身のプロデュースするなかで今一番勢いのある“坂道シリーズ”の名前を使ったのではないでしょうか」(芸能記者)
しかし、いくら吉本主導のお笑い企画だとしても現状はすこぶる評判が悪い、との厳しい声も。
「吉本内部からも『またやっつけハズレ企画か』なんて声が多いです。世間的にも『一体誰に得があるの?』という意見が多いし、何より怒りの声が多いのが本家坂道シリーズのファンたちですね。あんなのと同じにしてほしくない、なんていうファンも少なくないといいます」(同前)
業界関係者も大半が支持してないといわれ、東京五輪前にはフェードアウトするのがもはや既定路線とも噂されている吉本坂46。結局は、吉本芸人による“壮大なスベリ芸”だったというオチか。(瀬戸ジーニアス)
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