「加藤は『スッキリ』だけで30億円以上稼いだと言われている。やはり帯のMCを長年やれば、それはモノ凄い額が儲かる。完全独立し、吉本に一銭も落ちなくなった加藤を、吉本が獲ったその座にいつまでも座らせておくわけにいかなかった。結局は、加藤をクビにするという形ではなく、番組自体を終了するということで、吉本と日テレが折り合った」(同前)
4月からは、時間をさらに拡大し、ワイドショーと情報バラエティーを融合したような『朝の大型帯番組』となるようだ。
当然ながら大勢の吉本所属芸人が起用されるはずで、吉本は『やっと牙をむいた加藤を排除できた』と考えているだろう。
そうなると気になるのは、加藤の今後だ。
一部報道では、このまま他のレギュラーも徐々にフェードアウトしていき、早めのリタイアも視野に入れているというが……。
「そうなったら、吉本の上層部も面目躍如かもしれないが、もはや加藤のなかでは、あの騒動は終わった話。むしろ吉本には、ここまで稼がせてくれた恩義を感じているのでは。それに、因縁の『吉本のドン』大崎会長とも、実はそこまで関係は悪くなく、宮迫とは根本的に違うので、加藤の活動に圧力をかけたりはしないはず。今までのように、ツメツメで仕事をせず、今後はやりたい仕事だけを好き勝手にやっていくのでは。独立後も、加藤シンパのスタッフは各局に多く、今後も安泰でしょう」(バラエティプロデューサー)
結局、1人だけテレビ界から追われて “ユーチューバー兼焼肉屋” となった宮迫は、いま何を思うのだろうか……。 (狩野 玖太)
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