「嵐のサブスク解禁は、活動休止を発表した19年から。21年からの正式な活動休止に向けて、YouTubeやSNSを一斉に開始した流れでサブスクも解禁した。いわば “閉店セール” のようなキャンペーンで、活動休止を悲しむファンへの償いのサービスだった」(前出記者)
そうなると気になるのは、嵐の前のジャニーズの看板であるSMAPのサブスク解禁事情だが、こちらは完全に解散しているのに1曲たりとも解禁されていない。
嵐と同じ論法なら、解散が決まった段階で “全曲解禁” となっていてもおかしくなかったはず。
「SMAPが解散を正式に発表してから、解散までの猶予期間は5か月もなかった。そこで権利関係が複雑に絡む楽曲配信の件を各メンバーやマネージャーが話し合う余地などあるはずもなかった。なにせ空中分解的な解散でしたから」(ジャニーズに近い芸能関係者)
その後、木村拓哉(49)以外の4人はジャニーズを去り、楽曲の権利は事務所サイドが保持している状態だが、中居正広(49)以外の『新しい地図』の3人はジャニーズとの国交は断絶したまま。
「和解することはないでしょうから、テレビやラジオでSMAPの曲が流れることはあっても、新たに音楽配信のサブスクでSMAPの曲が解禁されることは今後もありえない」(同前)
SMAPが『全曲サブスク解禁』となれば、かなり大きな話題となるはずだが……それは実現可能性ゼロ%の夢物語なのだろう。(瀬戸ジーニアス)
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