テレ東「34年ぶりに明石家さんま登場」が話題なワケ
局上層部とのトラブルで犬猿の仲だったが…
今月14日に放送された出川哲郎(54)の冠番組『充電させてもらえませんか?』のスペシャル版に特別ゲストで明石家さんま(63)が出演したことが大きな話題となっている。
「それは放送局がテレビ東京だからですよ。なんと、さんまさんがテレ東の番組に出演するのは34年ぶりとのことです」(テレビ関係者)
そもそも、なぜ縦横無尽にテレビ界を席巻するお笑い怪獣は、テレ東だけに出演していなかったのか。
「かつて高視聴率を獲っていた自身のレギュラー深夜番組『サタデーナイトショー』(テレ東)が最高視聴率を連発していたのに、お色気路線を良く思わない局上層部のクレームだけで急激な打ち切りになったことに端を発しているんです。
それに怒り心頭のさんまは、みずから出演NGを言い渡し、それに対し、当時の局側に『もうさんまにはオファーしない』と突っぱねたのです」(同前)
両者歩み寄らず、結局24年の歳月な流れたというのだ。だが、さんまサイドも、ここ数年のテレ東の盛り上がりを肌に感じ、「どこかのタイミングで復帰したい」と考えていたのか。
「さんまさんは『もういつでも引退してええわ』と口にしていますし、その前に関係を戻しておこうかと周囲には漏らしていましたね。また、長く共演しているマツコさんが7年ぶりにテレ東出演と最近話題になっていたのも少しは影響しているでしょうね」(番組プロデューサー)
電撃復帰の背景には、後輩・出川の一言があった。
「今年初旬の他局のさんまの番組で、出川さんが『自分の冠番組に出てくれ』と冗談半分で伝えたところ、また後日その話になり、その際、出川さんは『テレビ東京ですけど』と付け加えているそうです。
今回、さんまさんは復帰する理由を問われ、『可愛がっている出川からのオファーを受けたら、たまたまテレ東だったんや』と説明していました。
でも、それはさんまさん一流の照れ隠しでしょうね」
民放5局のなかで数年前迄は圧倒的最下位だったが、今や年間視聴率4位のフジテレビに肉薄しているテレビ東京。
超大御所さんまの力で最下位脱出を図れるかも。(瀬戸ジーニアス)
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