アイドルを卒業して3年経ち、28歳となり本格的なソロアーティストして奮闘するも、アイドル時代のファンが年々離れていくのは致し方ないもの。
「山本は、歌手活動に拘り過ぎてメディア露出が激減。かといって地上波の大型歌番組に出られるほどの実績も無い。卒業後、実際に沢山オファーがあったタレント業や女優業と並行しながら歌手活動をした方が世間の認識もあがり、結果的にセールスや動員数にもつながったはず。マネジメント側の戦略ミス」(同前)
山本がNMBに在籍していた頃は、まだまだAKB本体も全盛期で、かつては東京ドームで公演するなどと、今では考えられないような盛り上がりだった。
いくら山本個人にそれなりに人気があるといっても、コロナ禍もあり、ここ数年のソロの動員規模は1000人程度の会場がやっとだったという。
「以前と現在の活動規模のギャップをどうしても受け止めきれず、メンタルがやられてしまった可能性が高い。こうなるとそう簡単には戻ってこられないでしょう。最悪の場合、このまま引退なんていうパターンもあるのでは。同じく“アイドルの鉄人”と称された渡辺麻友(27)の引退間際を見ているかのよう」(AKBに詳しい週刊誌記者)
もともと、AKBグループの“握手会商法”が成立していたことが異常だっただけで、コロナ禍になり“化けの皮が剥がれて落ちぶれた今”が、それ相応の立ち位置。
山本が、今後もし復帰することがあるとしたら『あの頃は幻だった』とさえ理解出来れば、だいぶ気が楽になると思うのだが……。
(狩野玖太)
コロナ禍になり“化けの皮が剥がれて落ちぶれた今”が、それ相応の立ち位置。
ヒドイ言い方に笑った