そして、2作連続カップリングセンターを務めた藤吉夏鈴(19)の、まさかの櫻エイト(※全楽曲固定選抜の8人)落ちと、1期生のベテラン年長組の土生瑞穂(24)と渡辺梨加(26)の初・櫻エイト入りも波紋を広げている。
「藤吉は実は1作目も2作目も、ファンや関係者から『なぜあの娘が良い扱い?』という意見もあった賛否両論メンバー。今回の3列目辺りが現状しっくりくる。ベテラン2人は背も高く美形で櫻坂モデル部門の筆頭メンバー。根強い人気があるのでしょう」(坂道番組プロデューサー)
それにしても、3作目でガラリと配列をイジリまくるあたり、それぞれのメンバーや、ファンの心理は複雑な部分が多いだろう。
一応、誰もが納得のセレクト基準があるという。
「コロナ禍以降は実際に会える握手会は無くなり『ミーグリ』という10秒ほどのリモート会話が主体。それに参加出来るファンの枠数が決まっていて、その枠がいかに早く完売するかが人気のバロメーターになっている。前回のミーグリは田村が1番早く完売、ベテラン組の土生と渡辺も上位8位以内に入っていた。それに対して藤吉は上位ではなく仕方ないのでは」(同前)
乃木坂、日向坂に比べると、まだまだ個々のメンバーの世間的知名度が低い櫻坂。
しばらくの間は、一生懸命なファンの “民意” を反映させることが、グループ全体と個々の人気の底上げにつながるのか……ファン心理をたくみに利用した運営の “作戦勝ち” と言えるのかもしれない。(狩野 玖太)
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