『猫』は、もともと4年前にリリースしたシングルのカップリング曲だったが、作詞作曲をしたあいみょん(26)が、後にアーティストとして大ブレイクしたことにより『猫』にも注目が集まったという、いわば “棚から牡丹餅” 的な要素も手伝ったようだ。
その後は『猫~THE FIRST TAKE ver.』として改めて配信リリースし、昨年末はディッシュとしても大型歌番組の常連となっていた。
しかし、あまりに『猫』が大ヒットし、市民権を得れば得るほど、その後のリリースに影響は出るようだ。
「猫が世間に知れ渡って以降、今年になってからディッシュは1月に配信楽曲をリリースしたが、それ以降の番組出演オファーも『猫』ありきだった。『猫』フィーバーもかなり落ち着いた今年5月に、満を持して約3年ぶりのニューシングルを発売したが、『猫』と比べてしまうと、正直とてもヒットするとは思えないデキ。結局、ディッシュとしては『すでに一発屋状態』という声もある」(音楽プロデューサー)
最近になってようやく、新曲のプロモーションとして、やっと “猫・無し” の音楽番組出演も叶ったディッシュ。
北村個人としては安泰すぎる芸能生活だが、バンドとしても、世間からの “一発屋” という雑音にめげず大躍進してほしいものだ。(狩野 玖太)
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