そこに、吉本の狙いがあるのだろう。
しかし、こうまでして吉本が徳井の復帰を焦った裏には、あの吉本お家騒動の第二幕が影響しているようだ。
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「第一幕では、雨上がり宮迫が吉本を去り地上波追放。ロンブー亮は地上波復帰が叶うも相方淳の事務所に所属という変則的な契約に。闇営業の主催者カラテカ入江は芸能界引退。この騒動があとを引いたのか、その後吉本からの大量離脱が始まり、それがいわゆる第二幕」(スポーツ紙吉本番記者)
昨年末から密かに始まったという第二幕は、オリエンタルラジオのまさかのコンビごと退所にはじまり、キングコング西野の実質のクビ斬り。
そして第一幕で体制批判を繰り返したのちにエージェント組となった面々への “粛清人事” までが第二幕だという。
「代表格の極楽加藤はエージェント契約を切られ、今後は徐々に出番が減っていくはず。他のエージェント組の友近、たむけん、ハリセンボン近藤あたりもまだ契約期間が残るも粛清はすでにはじまっている印象。この4人を合わせると7人が吉本を去ったという計算となり、宮迫と亮らを合わせたら10人超えの売れっ子タレントがごっそり抜けたと同じ事。いくら人材の宝庫、吉本興業でもこれは人数以上にイメージがかなり悪い」(同前)
結局のところ、大不祥事をおこしても会社の上層部に従順な徳井を完全にバックアップすることで、ここ数年続く『吉本バッシング』の火の粉を振り払う狙いがあるのだろう。
ある意味、吉本の広告塔に成り下がった感のある徳井。
復帰後『痛々しくて笑えない』という声が多い現状は、吉本上層部に届いているのだろうか……。(瀬戸ジーニアス)
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