【大荒れ】M-1グランプリ 審査基準で大モメか
“西の女帝”の意外な一言
『漫才だ・漫才じゃない』論争は年が明けても収まる気配が無いというが……。
昨年末に行われたお笑い界一の祭典である『M-1グランプリ2020』、第16代のチャンピオンとなったのは、完全な脇役扱いで “賑やかし要員” とも評されていたマヂカルラブリーだった。
「一昨年のミルクボーイが優勝した大会に比べると、どうにも小粒感が漂う決勝のメンツだったが、それにしてもまさかマヂラブが優勝するとは。実は決勝の前から言われていたが、ネタは完全な “立ちコント” の部類に入っていて漫才ではないので、予選でどれだけウケていても優勝は無いと思われていた」(お笑い番組演出家)
決勝の2本目の3組のポイントが、審査員7人で3・2・2と完全に割れたのは史上初ということだが、それだけ混戦だったということか。
「準優勝のおいでやすこがも純然たる漫才かと言ったらそうではない。ようはキングオブコントと違い、センターマイクのみで扮装やセットを使わずに話芸だけで笑わせれば何でもOKという大会になってしまった感がある。決勝OA後に運営スタッフの間でも審査基準でモメていたそうだし、来年からは予選の段階から漫才の定義みたいなものをもっと明確に審査基準に取り入れるべきでしょう」(同前)
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