元SMAP森 オート初栄冠で
メンバー全員コメントの舞台裏
キムタクだけ「素っ気ない」
解散した元SMAPの初期メンバーで現在はオートレーサーの森且行(46)が、苦節24年目で初の日本一となった。
しかし元来、オートレースは日本の公営ギャンブルの中では一番のマイナー競技で、最高峰に位置する中央競馬に比べるとメディアの扱いにも天と地の差がある。
「今回だって元SMAPの森が初優勝したから話題になっただけ。予想欄もまったくの無印の超大穴扱い。たまたま大本命を含む先行していた2台が落車した上での “漁夫の利” 的な勝利。決して実力勝ちでは無いが、年齢の割には頑張っている方」(スポーツ紙ギャンブル面記者)
なにはともあれ森の初栄冠に各ワイドショーが飛びついたのは、やはり元メンバー5人の祝福コメントがあったからだろう。
5人のなかで唯一ギャンブルに造詣がある元リーダーの中居正広(48)は、森の脱退後も親交がありプライべートでレースを観に行くこともあるほど。
「一番長く、熱のこもった中居らしいコメントだった。自身の番組『ニュースな会』(テレビ朝日系)でも大きくこのネタを取り扱っていた。ジャニーズから独立しているので自由にコメントできるのも大きい」(情報番組プロデューサー)
『新しい地図』の3人は、SMAP解散後にネット番組で森との夢の共演も果たしている。
「3人連名でコメントを出し、それぞれSNSでもコメントをしていた。特に現リーダー格の香取は共演時の写真をUPしながら『会いたい』とラブコールを送っていた。当然ながら友好ムードが漂っていた」(同前)
しかし、そんな4人と毛色が違ったのが、現在のジャニーズ事務所の全タレントで実質トップの木村拓哉(48)だ。
木村といえば、一時の “国民的罪人” 扱いから見事復活し、現在の地位を得ている。
「『それぞれの選んだ道で、それぞれが掴むもの。今後も検討を祈ります』という素気ないコメントに、ファンも業界もざわつきました。木村の場合はジャニーズの検閲も入るし、ある意味いつもの “キムタク風味” というコメントだが、やはり “あの一件” が引っかかっているのでは」(ジャニーズに近い芸能関係者)
それはSMAPが解散した日に行われた、あの解散式にあるのだろう。
「16年の大晦日に都内の高級店で7時間かけて行われたメンバーだけの飲み会です。なんと20年以上前に脱退している森は参加していたのに、木村だけは参加していない。それはそうですよ、当時の状況からすれば絶対に声がかかるわけがない。結果的に『やはり木村だけが悪』というイメージを植え付けられた決定打となった。自分を差し置いて、そこに参加していた森に対しても良い印象がないのかもしれない」(同前)
世間では、今回の5人のコメント揃い踏みに『再結成もあるか』というムードになっているというが……“そんなことは絶対にありえない” という復刻エピソードであった。(瀬戸ジーニアス )
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