アラフェス大盛況裏で大トラブル
松潤の対応が問題か
事務所やメンバーが謝罪
国民的アイドルグループである嵐の、事実上最後になるかもしれない大規模ライブ『アラフェス』が今月3日に大盛況のなか幕を閉じた。
数日前に有料配信された乃木坂46白石麻衣(28)の卒業公演では70万人近い視聴者が集まり、冒頭から大規模配信トラブルを起こしていたため、その3倍以上は視聴者数が見込める『アラフェス』でも、事前にその件が大きく話題となっていた。
「さすがはジャニーズ、乃木坂運営とは金のかけ方が違う。入念な対策の結果、大きなトラブルもなく配信を終えたが、それは逆にいえば乃木坂の一件で最終チェックを再度念入りに行った結果だったという声もある」(スポーツ紙ジャニーズ番記者)
“乃木坂によって難を逃れた嵐”という図式も成り立つが、実はこの成功の裏でとんでもない大トラブルが起こっていたというのだ。
「アラフェスは周知の通り事前収録となっている。本来ならライブは “生が醍醐味” 。しかし新国立競技場の規約の問題などもあり苦汁の選択だったようだ。そしてその事前収録も先月21日から数日に分けて行われたが、隣接する神宮球場のナイターと重なった日にその事態が起きた」(同前)
24日は神宮球場でヤクルトVS中日の公式戦が行われていたが、アラフェスの影響で2度も試合が中断したのだ。
一度目は、大量の花火が打ちあがり、ただでさえ選手の緊張感も無くなるなかで大量の煙が風に流されて神宮球場を覆ってしまい、煙が消えるのを待つはめに。
二度目は、大量の風船が放たれたが、それもまた風に流され、グラウンドやスタンドに大量落下、その片付けのため中断。
「今年はコロナ禍でセリーグはクライマックスシリーズもなく、たしかに消化試合ではあったが、もし優勝を争うような一戦だったらそれこそもっと大問題になっていた。しかし、その風船をメルカリに出展する者もいたようで……意外と観客は楽しんでいたのかも」(プロ野球関係者)
どちらにしてもプロ野球側に迷惑をかけたのは事実であり、ジャニーズ事務所も公式に謝罪をしていたが、嵐メンバーや、その中でもライブ全体の演出を取り仕切るという松本潤(37)からの謝罪コメントは現在のところ出ていないようだ。
「国民的アイドルなのですから、メンバーも何か一言でも謝るべきでしょう。せっかくSNSなども始めているわけですからね。各局の情報番組もそのトラブルは殆ど報じなかったのに、配信の翌日は公演を絶賛するものばかり。ここまで露骨に忖度しすぎるのはどうかと思う」(情報番組ディレクター)
今後の新国立ライブでは『花火と風船は禁止』、という新しい規約が出来ているかもしれない。(瀬戸ジーニアス)
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