マツコ・デラックス『干された?』説浮上もその真相は……

なんだかんだ人気はすごい（公式HPより）

電撃降板マツコ・デラックス『干された?』説浮上もその真相は……

“マツコらしい”幕引き

当サイトが1年ほど前に報じた “国民的女装タレント” のマツコ・デラックス（47）の異変。

その際は、元SMAP3人の『新しい地図』を批評したことで地図ファンからの総攻撃を受けたり、当時揉めていたＮ国党党首の執拗なつきまといに遭ったこともあり、メンタルが崩壊寸前で休業に入るとのウワサもあったマツコ。

「いくら毒舌を吐きまくろうと、やることなすこと称賛されてきたマツコに初めてブレーキがかかったのが1年前。自身でも常々『強い人間ではない』と公言していたので、売れっ子になってから初めて受けたバッシングの嵐に相当参っていた。事務所社長に仕事を整理したいと言い始めたのがちょうどその頃」（マツコに近い芸能関係者）

テレビだけで8本のレギュラーを抱えていたマツコだが、なんとこのタイミングで『ホンマでっか!?TV』（フジテレビ系）を、今月16日の放送分をもって電撃降板。

「いきなり番組のエンディングで収録後に花束をもらうVTRが一瞬流れて、あとは当日のトークシーンをつないでテロップ処理しただけの何ともあっけない終わり方。10年もレギュラーを務めた功労者の不自然な去り方に、早速さまざまな憶測が流れた」（スポーツ紙芸能記者）

『さんまと上手くいってなかった』、『カトパンと大喧嘩か』、はたまた『遂に干されたのか』など不穏な報道をする一部メディアもあるなか、当サイトが掴んだのはまったく違う証言だ。

「1年前に比べてメンタルも安定しているマツコだが、それでも1,2本くらいは番組を減らそうと事務所が動いていた。そこで候補に挙がったのが、まずは自身がメインではない番組」（前出関係者）

マツコの原点ともいえる腐れ縁の『5時に夢中！』（MX）は特例として、残りの7本の番組のうち冠番組やメインどころではないのは『ホンマでっか～』だけ。

「ましてやマツコ以上に高額ギャラのさんまさんの番組。ゴールデンでも他出演者のギャラはある程度抑えられていたという裏事情もある。さんまさんとマツコの事務所社長も関係が良好だからこそ、さんまさんも納得の上で10年区切りの円満卒業だったらしい」（バラエティプロデューサー）

そうであれば、なぜあのような幕切れだったのか。

「マツコが事務所を通して、派手な演出はしないようにとクギを刺したそう。『オカマなんて本来は日陰の存在』というマツコらしいポリシーにのっとった、ある意味で一番理想のエンディングだったのでは」（同前）

まさにセクシャルマイノリティーの悲哀を感じるシーンでもあったが……揉めた訳でも、干された訳でも無かった、というのが真相のようだ。（瀬戸ジーニアス）