『嵐にしやがれ』終了 気になるあの一大イベントの行方は……
「不公平感」を与えない選択
いよいよカウンドダウンが迫ってきた。
実質的な解散状態となる、年内一杯での活動休止が目前となってきた嵐。
「まだ実感が湧かない」、「来年も活動継続するはず」など、熱狂的ファンを中心に業界内外問わず様々な憶測も飛び交うなか、遂に現実的な一報が出された。
冠番組の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)が年内で終了されることが正式に発表されたのだ。
「全局で1番ジュリーさんとズブズブな関係と言われる日テレが口火を切ったのはある意味納得。フジも間もなく『VS嵐』の終了をリリースする。冠番組が消滅するという事実を目の当たりにして改めてショックを受けているファンも多い」(スポーツ紙ジャニーズ番記者)
しかし、冠番組終了ニュース以上にファンをやきもきさせるのは、延期されているあの一大イベントが果たして実現するのか、しないのかということだ。
「本来なら5月に2日間実施する予定だった新国立競技場でのコンサート『アラフェス』が、コロナ禍で延期されたまま。10月か11月にも強行される、という線もあったが、この状況下で計20万人近い観客動員を伴うイベントなど出来るはずもない。今の論議は違う部分で活発になっている」(同前)
もともとは東京五輪の交通オペレーションの実験的な意味合いもあったという、嵐の新国立。
大観衆を集めることは現実的に不可能となった今、新国立でライブをするという大義名分が失われたことにもなる。
「厚労省の最新のガイドラインの穴をつけば、1万人位は動員することも可能。しかし地方などからも大勢のファンが押し寄せる嵐のライブ。やはり客入れは危険すぎる、という声がほとんど」(ジャニーズに近い芸能関係者)
そうなると、残された道は一つ。
最後のケジメとして、新国立のステージに立つには、無観客の配信ライブしか無いだろう。
「セットや演出なども大幅に簡略化して、時間も短縮し2時間程度で有料生配信を計画しているそう。最近では事務所関連施設に、演出も担当する松本を中心とした嵐メンバーが頻繁に出入りしている。極秘にリハーサルを行っているのでは」(同前)
仮に数千人程度でも観客を入れて実施した方がファンのため、という声もあるが。
「先日、取締役会長を退任したメリーさんの教えで、ファンに不公平感を与えることは御法度。何十万人と有料ファンクラブ会員がいるので、抽選確率がとんでもないことになる。最後くらいはファン全員に平等に楽しんで欲しいという、その教えを尊重し無観客配信を選ぶ可能性は高い」(嵐を知る音楽関係者)
国民的アイドルの力を持ってしても、国難とも言われる新型コロナウイルスには勝てないのか……悲しすぎる現実だ。(瀬戸ジーニアス)
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